受講の御感想その3
- 2022/05/23
- 18:51
今回も楽しく受講させて頂きました。1回目は本当に理解が難しかったのですが、『マンガ易経』が読める様になり、世界観のお話なんだな、と方向性が見えてきた様に感じます。2回目を受講しての感想は「ユング心理学との共通点があるな」と思っていました。私は心理学、カウンセリングもさせて頂いており、ユングという精神分析家が好きなんですが、ユングの「シンクロニシティ」の解釈ととても近いものを感じ興味深かったです。それ...
受講の御感想その2
- 2022/05/19
- 18:02
第1~3回の受講の感想です。受講して感じたことはなにより懇切丁寧に教えていただけること。初心者はもちろん、ある程度「易経・易学・易占」の知識を持っている中級者に対してもしっかりと教え説いてくれます。先生が提供してくださる情報・知識は単に易占に関するものだけでなく、易学に関する歴史や系譜にも及びます。その豊富な知識・情報量には舌を巻きます。さらには先生が実際にフィールドワークとして探訪された史跡写真...
受講の御感想
- 2022/05/16
- 18:38
蒼流庵易学講座の録画視聴コースの受講者に神奈川県の方が居られて、私でも見たことの無いような希少な易書を数多く所蔵されているのだが、先日第二回講座の録画を視聴された直後に御感想のメールを頂戴した。掲載許可を頂いたので、ここに紹介させて頂くことにする。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~蒼流庵先生 いつも大変お世話になっております。初回の講義がとても楽しく、2回目の講義は、配信開始のメールをいただ...
第三回易学講座終了
- 2022/05/13
- 22:19
先ほど、第三回の蒼流庵易学講座を無事終えることが出来た。4月は第五金曜日があったので三週あいての開催であったが、今回リアルタイムでの参加者が少なかったのはGW後で多忙な方が多かったのかもしれない。蒼流庵易学講座では公田連太郎式に序卦伝を最初に読むようにしているが、今回は昨年用いたテキストに手を入れて卦象と対照しながら読んで貰えるようにしたので、幾らかは理解し易くなっていると思う。また、昨年は当方が出...
第二回易学講座終了
- 2022/04/22
- 23:28
先ほど、第二回のオンライン講座を終えました。前回レコーディングボタンを押し忘れて徹夜の撮り直しを強いられた教訓から、今日は部屋中に「絶対録画!!」と書いた紙をペタペタ貼って殆ど受験生の勉強部屋のような感を呈した蒼流庵でした。が、レコーディングボタンを押したまでは良かったものの、途中でPCを再起動する事態となり、起動後にレコーディングがどうなったか分からず不安に襲われましたが、その分はクラウドに残るよ...
灘高式
- 2022/04/20
- 18:11
蒼流庵易学講座では、例えば一年コースの場合、最初の半年で経文の学習を終え、後の半年で占例検討を中心とした演習を行う予定で居る。通常は、一年のコースなら一年かけて六十四卦をゆっくり終えるというのがセオリーらしいが、それでは最初のほうに読んだ卦は兎も角、後半に学んだ卦は十分な習熟に至らず終わってしまうことになる。占術の観点からすれば、揲筮してどの卦が出るかは完全にランダムであるから、何はともあれ六十四...
質・疑・応・答
- 2022/04/17
- 10:26
もう10年以上前のことであるが、蒼流庵随想のテーマとはまた異なった分野で或る会を主催していた時期があって(私はあくまでも主催者であって講師は別に外部より招聘していた)、参加者諸氏を見ていて悟ったことが幾つかある。まず第一に、筆記量は実力に反比例するという法則で、熱心にノートを取っている人ほど出来が宜しくない。これは一見矛盾するような気もするが、いつまで経ってもノートを取りまくっているという人は、過去...
役に立つモノ、立たないモノ
- 2022/04/14
- 18:19
その昔、故粟島行春先生の主催する春光苑漢方研修会に入門した際、講座概要を記した用紙に「すぐに役立つ実践講座」と記されていたのだが、いざ開講してみると『傷寒論』の条文解釈が延々続くのみで、すぐに役立ちそうなものなど殆ど無かったように記憶している。これでは騙されたような気がした入門者が続出したのではないかと思うが、本当の事を言えば、すぐに役立つものは大抵すぐに役に立たなくなるという逆説を含んでいるもの...
蒼流庵易学講座開講
- 2022/04/09
- 16:25
昨晩、いよいよ蒼流庵易学講座が開講しました。今回はオリエンテーション的な内容ですので、時間に都合のつく方は録画視聴コースに申し込まれた方に関してもリアルタイムで参加して頂けるようにしました。最初に二年間のコースの進め方を御説明し、「周易のイロハ」と題したテキストを一緒に読んで行きましたが、第一回は肩慣らしなので、易学の基礎的な事項を簡単に御説明するにとどめました。具体的には、・周易の歴史・易の字義...
東洋学の基礎講座として
- 2022/04/05
- 10:25
昨年の個人教授は所詮知友が相手だったから至って気安いところがあったけれど、今年のオンライン講座は一面識さえ無い方の方が多数派につき、こちらも俄然気合が入らざるを得ない。勿論、昨年が手を抜いていたという訳ではなくて、寧ろテキストの作成が同時に進行した分、恐らく労働量ないし予習に費やす時間は何分の一かに低下するものと思われ、其の点では大分ラクが出来そうな気はする。ただし、前回の内容をただ貧しく反芻する...
締め切り間近~蒼流庵易学講座~
- 2022/04/01
- 00:03
4月からの蒼流庵易学講座は4月1日を最終の申し込み締め切り日とさせて頂きます。一昨日最終のテキスト改訂を行いましたので、順次既にお申込み完了された方に郵送にてお送りして行きます。参加を検討なさっている方は、今一度募集要項を御読みの上、お問い合わせください。結局、赤塚本や三浦本も一通り裏テキストには取り入れ、『増補版高島易断』も随所に摂取することにしました。技術的な制約の多かった昭和の易学教授とは異な...
2022年度蒼流庵易学講座の御案内
- 2022/03/23
- 20:00

本年4月より、蒼流庵易学講座を開講することになりました(昨年度の御感想)。何せこんな御時世ですのでオンラインでの開講ではありますが、どこにも行かずに在宅で受講可能というのは最大の利点なので、多忙な方には特に良い講座形式でしょう。全くの初心者の方でも大丈夫な内容ですが、何処かで習う機会を持てずに独習して来たような方にも良いのではないかと思います(初学の方が対象とは言え、学問的な程度を落とすと意味がな...
自作テキストの安心感
- 2022/03/11
- 20:15
蒼流庵易学講座に使用するテキストは基本的に全て自作なのだが、易の勉強会というのは色々あっても六十四卦の経文解説まで自作というのは意外に少ないものらしい。大抵は朝日選書の本田易や岩波文庫の高田易などを利用するようで、それはそれで世評の高さを背景とした無難さというのもあるから、人の褌で相撲を取るのが必ずしも良くないという訳でもなかろう。ただし、経文を解説した種々の易書を渉猟してみて実感したのは、その中...
講座テキストの改定が完了
- 2022/03/06
- 17:20
春からの易学講座で使用するテキストの改定作業がようやく終わった(これから最終校正に突入)。この十数年何度改定を繰り返したか分からぬが、昨秋の大改訂を終えた直後はもうこれで完璧と安堵したものの、年初からの連日の作業は文字通りの大改訂で殆ど全ての項を改めたのだから、振り返ってあの時の安堵は何に由来したものだったかと思わず苦笑させられる。テキストそのものの大枠は一年ほど前の個人教授に際して作ったもので、...
2021年蒼流庵易学講座の御感想
- 2022/02/02
- 18:06
昨年1月より、修験仲間でもある獣医師の女性に易学を教授する機会があって、残念ながら受講者側が夏から多忙になった為に、当初予定していた内容を完全に消化することは叶わなかったのだけれど、それでも六十四卦は駆け足で二回読み(初回は4か月かけて彖象伝も含めて一字一句飛ばさずに読み、二サイクル目は経文のみ)、繋辞伝以下の翼伝の残りも全てやった上に簡単な占考のテクニックを纏めたテキストも一通り御説明することが出...