キリ番雑感
- 2017/10/29
- 12:57
プロバイダ変更時に閉鎖してしまったけれど、以前アマチュア古生物学のサイトをやっていた時期がある。当時その分野でHPやブログを持っていた人の殆どがキリ番企画を実施していたので、蒼流庵随想を開設してからも、当たり前のように企画を続けているが、よく考えてみると、同様の企画をしている漢方や易学関連のブログにはお目にかかったことがないような気がする(そんなに多くのサイトを巡検している訳ではないので、見落としは...
キリ番プレゼント~55555~
- 2017/10/28
- 09:42
今回のキリ番55555は、横浜の方がゲットされました。横浜も長らく行っていませんが、高島嘉右衛門絡みの史跡を散策したり、真葛焼を見に行ったりと、過去に何度か足を運んでいます。久しぶりに高島山公園など行ってみたいのですが(この公園、なにやら只ならぬ爽やかなエネルギーが感じられます)、中々機会を持てずに居ます。ところで、キリ番企画の際は、いつもアクセス数が急増するのですが、今回はそれほどでもありません...
今井秀先生講演「我が国の医療に貢献した名医(第3回)」
- 2017/10/19
- 19:23

吹田の竹見台市民ホールで行われた今井秀先生の講演「我が国の医療に貢献した名医(第3回)」にお招き頂いた。今井先生については、ご著作の『近世の医療史』をご紹介しているので、ご記憶の方もおられよう。先生は吹田市で整形外科のクリニックを開業されているのだが、地域貢献として医史学の啓蒙活動にも取り組んでおられ、昨年からはクリニック近くの会場を借りて、参加費無料の講演会を開いておられる。聞くところでは、こう...
『正しい占いの使い方』織田誠康著
- 2017/10/18
- 18:16

『正しい占いの使い方』織田誠康著(文芸社/2005年刊)開運のプロである筈の人たちの多くが、開運とは真逆の人生を送っているように見受けられる点を考えていて、私は昔読んだ一冊の書物を思い出した。奥付を見ると2005年となっているから、ちょうど初読から十二支が一巡したことになる。この本は類書のあまり無い一風変わった書物で、占いと我々との関わり方を主題にした本だ。占いをテーマにして運命および開運について種々の論...
時に足を引っ張る占い
- 2017/10/15
- 11:28
「占いは当たる」ということを前提にしてさえ、それがむしろ足を引っ張って、成功から遠ざかる要因と成り得ることがある。占いが常人では予測出来ない未来を予測可能とする、否、そこまでは行かずとも、未来の不確実性を幾らかでも減少せしめるとするなら、それが必ずや使用者の人生における成功率を向上せしむるに違いないと考えがちであるが、実際には面相から判断して、多くの占い師は成功者というよりも、孰れかと言えば、人生...
占い師の貧相
- 2017/10/14
- 10:44
少し前、街中をブラついていた際、偶然占い館の前を通りかかった。所属占い師の一覧が顔写真付きで表に貼り出してあったので、どれどれと思い、眺めてみたが、よくもまぁこんなに幸の薄そうな人ばかり選んできたなと思わざるをえない面構えがズラリと並んでいて、なんだか物悲しい気持ちになった。そこらを歩いている普通の人たちと比べても明らかに薄幸そうで貧乏くさい雰囲気を漂わせているが、本当にこんな人たちが迷える子羊た...
地山謙な占い師たち
- 2017/10/13
- 18:20

私は元々東洋医学に対する関心の延長として易学に取り組んだ者であるから、概して占いへの興味は希薄な方である。四柱推命のように東洋の暦を用いるものは、内経の運気論などと絡めて少し位は知っておきたいと思わぬでもないが、東洋的な思想や技術とは何ら関係を持たない西洋の諸占術(大昔に多少の交渉は持ったかもしれぬが、今となっては無関係の体系と見ても差支えなかろう)については、今も昔も殆ど興味を持てずに居る。また...
ブログ開設四周年
- 2017/10/09
- 09:36
今日で、蒼流庵随想開設から四年が経ちました。まだ四年という気持ちと、もう四年という気持ちとが不思議に入り混じっているというのが正直な感想です。色々な出会いあり、盗作被害にも遭いましたが、今後も続けていく限りは、色々なことがあろうかと思います。アクセス数は微増を続けていますが、所詮は少数の方しかご覧になっていないブログです。これからも他人の目は気にせず、書きたいことを書きたいように書いていく所存です...
雷火豊な
- 2017/10/07
- 09:13

あまり地理的な方面の好奇心は持ち合わせていない方だが、それでも時折気になる地名などあると、その由来を知りたくなって図書館に足を運ぶことがある。最近では頻度こそ随分減ってしまったが、奈良によく行っていた頃は国道163号線で清滝峠を超えるルートをよく使っていた。峠の大阪側3kmほどの場所に、“蔀屋(しとみや)”という地名があって、蔀とは寝殿造などに用いられた建具のひとつで、下図のようなものを言うのだが、“蔀屋”...
天山遯
- 2017/10/06
- 18:55

蒼流庵随想のヘッダー画像の右下に、どう見ても八卦にしか見えないボタンが二つ並んでいる。これはテンプレートを選択した際に偶然引っ付いて来たものに過ぎず、このボタンの存在が理由で選んだという訳では勿論無い。というか、恥ずかしながら最初のうちは此のボタンが何なのか、よく判らなかったくらいである。記事の一覧をグリッド表示とリスト表示とに切り替える為のボタンで、正直あまり意味のある切り替え機能とも思えないの...
福島へ
- 2017/10/04
- 19:20

先日、東亜医学協会主催の漢方治療研究会に参加するため、福島県まで行ってきた。27回目を数えるそうだが、今回は初めての地方開催にも関わらず、大変な盛況で、200~300人くらいは参加されていたのではないかと思う。庵主はこういう公の集まりには殆ど参加しないので、知らない顔ばかりでオロオロしていたが、会場でオケラの宗岡先生を発見したので、お隣に陣取ることに。それだけの理由で席を選んだのだが、なんと前の席に座って...