誰が為に亀は採る
- 2020/04/28
- 11:57

昨年は若干乱獲気味だった為、個体数回復を図るべく、今年は控えめにしようと思っていたが、コロナ騒動という不確定要素によってそうも行かなくなって来たので、昨夜、今年の亀始めに行って来た。一般にスッポン釣りのシーズンは、5月から10月あたりとされていて、要するに年の半分くらいが天然スッポンを楽しめる訳だが、昨年、試しに4月半ばに行ってみたところ3匹釣り上げる事が出来て、少し早くても大丈夫な事が判った。し...
ビブリオバトル
- 2020/04/25
- 11:11
この何年かで、ビブリオバトルについて新聞などでも盛んに目にするようになった記憶があるが、Wikipediaによると京都大学から広まった輪読会をこのように呼ぶらしく、読書会の一形式という事であるようだ。このビブリオバトルというものの存在を教えてくれたのも、先日事業占を依頼して来られたO氏だったように思うが、確かあれは氏がエンジニアとして深圳に滞在しておられた頃だったから、かれこれ10年ほど前の事であろうか。其...
ここに動けば悔ゆ
- 2020/04/23
- 19:25
今は整体を生業としている古い友人のO氏より、久しぶりに一筮を乞われた。セミナー狂を以て自任するO氏のここ最近の求占と言えば、個人的には少々眉を顰めたくなるような下品な商業セミナーの類をズラリと並べて、どれを受けたら良いかを問うものばかりだったが(大抵はこちらが止めたところで結局は行きたいところに行くのがO氏のセオリー)、今回は久しぶりの事業占で、何でも緊急事態宣言以降、キャンセルの連続で窮地に陥って...
もうすぐ大台
- 2020/04/19
- 10:10
気づけばアクセスカウンターが90000を超え、一年を待たずに大台に乗ることになりそうです。いつもご覧くださっている方々には心より感謝申し上げます。11111~77777に至る過去7回のゾロ目ヒット時には、今や死語と化したキリ番プレゼントを実施して来ましたが、88888の際は思うところあって、取りやめにしました。贈呈品は結構奮発して来たつもりですが、どうも顔の見えない人に差し上げるものは、どういった...
医家後藤家墓所整備事業のこと
- 2020/04/16
- 18:30

昨年から進められた医家後藤家の墓所整備事業では、まず、墓地内に散在する医家後藤家の各墓碑を一か所に纏める事が計画されたが、昨今あちこちで行われている壁際に一纏めにして押し込める無慈悲極まりない無縁整理のような事は勿論出来ないので、複数の移転先候補があった中から、上品蓮台寺側の意向を汲んで最終的に後藤栗庵の墓碑のあった区画に全ての墓碑を集める事に決定した。最初は、後藤艮山の墓碑を移動させずに、その周...
大慈院後藤艮山一族墓所整備なる!
- 2020/04/13
- 18:26

上品蓮台寺大慈院墓地昭和の一時期、江戸時代の先学先賢を顕彰する或る種のブームに沸いた時代があって、安岡正篤氏が関係した事業が多かったと聞いているが、医学分野では矢数道明先生が積極的に働きかけられ、漢方医家の墓所整備や顕彰碑建立があちこちで行われた。もっとも、最近では旗振り役の不在に各団体における財政状況の悪化、加えて目ぼしい人物は既にあらかた手が付けられた事もあって、あまり類似の顕彰事業は行われな...
陰謀がいっぱい
- 2020/04/09
- 21:37
世の中には陰謀論者と呼ばれる人々が一定数居て、彼らに掛かれば、ケネディ暗殺やダイアナの事故死は言うに及ばず、ジーパンの普及までもが陰謀(武田了円説)なのであるという。また、陰謀を企てる勢力は極めて高度な科学力を駆使できるらしく、巨大地震を人為的に引き起こせる装置などとっくの昔に開発済で、東北の地震から四川の地震から、もう何から何まで「やつら」による陰謀ということらしい。当然、今回のコロナウイルスも...
コロナ騒動を占う
- 2020/04/05
- 09:17
テレビをつければ朝から晩までコロナコロナコロナでいい加減うんざりさせられるが、それより腹立たしいのは連中の御都合主義で、最初は日本だけが突出して感染者が多いのは政府(要は安倍サンね)の対応のせいだとか何とか吠えていたと思ったら、韓国で比較にならない大流行が起き、今度は欧米がスペイン風邪さながらの大パニックとなって、現状先進国中日本の感染状況は比較すれば明らかに抑制が効いていると言わざるを得ないのに...
『金剛山の植物』近畿植物同好会編
- 2020/04/04
- 16:03

『金剛山の植物』近畿植物同好会編(2020年発行)近畿植物同好会の創立90周年記念事業として刊行された『金剛山の植物』が手元に届いた。前回の創立六十周年記念出版の桑島目録以来実に30年ぶりの一大事業である(近刊では9年前に物故された清水千尋先生の御遺族の寄付金による出版物・清水目録などがあり、本書の刊行にもこの寄付金があてられている)。10年をかけて府下最高峰の金剛山を調査した結果を纏めた、新しいAPG分類体系...
里中長治先生のこと
- 2020/04/01
- 18:34
先日届いた近植会報No130で、終身会員の里中長治先生が昨年2月に逝去されていた事を知った。驚いたと言えば嘘になる。むしろ、会報が届いて目を通す度、お名前が何処にも見当たらないのを確認して安堵するというのが毎年の事になっていたからだ。「ちょーやん」の愛称で親しまれた此の先生とお会いしたのは、6~7年前のことであったろうか。その頃は、異常な情熱をもって取り組んでいた生薬探偵の最盛期で、岬町近辺の海岸に自生...