易法秘伝
- 2014/01/30
- 23:00
昔、大阪での講演において、加藤大岳先生が新井白蛾の秘伝を講義されたことがあり、紀藤先生の筆録の中に、白蛾の秘伝にとどまらない“秘伝”への言及があるので、少し引用させて頂く。
こういう何気ない文章は読み飛ばされてしまいがちだが、私はこういう箇所にこそ注意を払うようにしている。
・・・それはまア、秘伝というものはだいたいそういうもので、理屈では説明つかないんで秘伝なんです。
秘伝というと非常に大切なもので誰にも易々と見せられないから秘伝にしたのではなくて、六十四卦象意考などは、読んできかせて、これはこういう理由でこうなってるんだと説明されれば、尤もですねと誰でも納得してくれます。
秘伝、口伝というのは、それはどういうわけなんですかと聞かれた場合、納得の行くように説明されないんで、蔵っておいたのであって、奥義だとか秘伝だとか口訣だとか言われるものは、その殆どが非合理的なものが多いんです。これはやむを得ないですね。
ところが皆さんは、奥義秘伝だにか秘訣だとかは高いお金を出さなければ、教えてもらえないものと思ってつまらないお金を使ったりされる方も多いと思うんですが、そうではなくて、奥義だとか秘訣なんてものは、説明しようとしても説明のつかないもので、仕方なく蔵ってあるものだと、そうお思いになって間違いありません。
但し、私の「易法口訣」だとか、「秘伝」というのは(笑い乍ら)これは別です。(笑い声大いに起る)
本当の説明のつく奥義です。
こういう何気ない文章は読み飛ばされてしまいがちだが、私はこういう箇所にこそ注意を払うようにしている。
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・・・それはまア、秘伝というものはだいたいそういうもので、理屈では説明つかないんで秘伝なんです。
秘伝というと非常に大切なもので誰にも易々と見せられないから秘伝にしたのではなくて、六十四卦象意考などは、読んできかせて、これはこういう理由でこうなってるんだと説明されれば、尤もですねと誰でも納得してくれます。
秘伝、口伝というのは、それはどういうわけなんですかと聞かれた場合、納得の行くように説明されないんで、蔵っておいたのであって、奥義だとか秘伝だとか口訣だとか言われるものは、その殆どが非合理的なものが多いんです。これはやむを得ないですね。
ところが皆さんは、奥義秘伝だにか秘訣だとかは高いお金を出さなければ、教えてもらえないものと思ってつまらないお金を使ったりされる方も多いと思うんですが、そうではなくて、奥義だとか秘訣なんてものは、説明しようとしても説明のつかないもので、仕方なく蔵ってあるものだと、そうお思いになって間違いありません。
但し、私の「易法口訣」だとか、「秘伝」というのは(笑い乍ら)これは別です。(笑い声大いに起る)
本当の説明のつく奥義です。
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