合歓を求めて~生薬探偵の冒険~
- 2018/06/17
- 09:02
ネムノキの花(2013年6月17日/近所の幹線道路脇)
大阪では梅雨の頃に独特な花を咲かせるネムノキは、マメ科の落葉高木で、何となく外来種風の見た目であるが、れっきとした在来種だ。
和名の“ネム”は、夜になると葉が閉じること(就眠運動)に由来する。
樹皮を“合歓皮”として養心安神薬に用いる他、活血消腫止痛の効もあり、打撲や骨折にも用いられる。
山間をドライブしていてもよく目に付くし、植栽なのかどうか判らぬが、街中で見かけることも多い。
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