サルナシを求めて~生薬探偵の冒険~
- 2018/06/22
- 18:29
サルナシの花(2017年6月22日/奈良県川上村)
サルナシは、マタタビ科マタタビ属のツル植物で、日本だけでなく朝鮮や中国にも分布しているが、本草書には記載がなく、薬用植物としては認識されていないようだ。
アマチュア古生物学仲間であるSURVIVOR氏が、果実酒にすると最高に美味いというので、探してみたが、大阪ではやや稀の植物で、容易に見つけられる木天蓼(マタタビ)のようには行かないらしい。
2017年9月15日(六甲山)
沢山自生しているのは神戸の六甲山系で、まとまって生えている場所を見つけたのだが、かなり高いところに実がなるため、採取は高枝切り鋏を使用。
たくさん収穫できました
割ってみるとキウイそっくりで、味もまんまキウイです。
左がホワイトリカー、右がブランデー
先日開けて飲んでみたところ、山茱萸酒を上回る美味に驚かされた次第。
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