『さわれば分かる 腹診入門』平地治美著
- 2018/08/19
- 10:03
『さわれば分かる 腹診入門』平地治美著(日貿出版社/2018年刊)
先日、千葉の平地治美先生より最新の御高著『さわれば分かる 腹診入門』を恵与された。
先生は千葉の小倉台で鍼灸院と漢方薬局を経営されており、4年前の処女作『げきポカ』(ダイヤモンド社/2014年刊)以来、一般向けの分かりやすい啓蒙書を立て続けに上梓されている。
今回は『舌診入門 舌を、見る、動かす、食べるで 健康になる!』(日貿出版社/2015年刊)に続く、“やさしい漢方の本”シリーズの第二段で、内容は日本漢方の診断法として我が国独自の発達を見た腹診法を普段の健康チャックにも役立てようというものだ。
専門家向けの内容ではなく、あくまでも漢方の知識が殆ど無い方を意識して書かれており、腹診法をテーマにした漢方入門書といった側面も持ち合わせている。
自分で自分のお腹をチェックするというのはやや難しい気もするが、セルフ腹診で癌のリンパ転移を2年前に発見した叔母をつい最近亡くした庵主としては、叔母がもう少し意識的に腹診をしていたら、早期発見に繋がったのではないか等と考えてしまうところがある。
著者の謹呈署名は、宛名がない方が価値が上がるそうなので、経済苦に陥った場合の資産としてストックさせて頂くことにしよう。
なお、初版の印税は、全額西日本豪雨災害への支援として寄付されるということだ。
スペアに一冊、ご両親に一冊、ご友人に一冊と、何冊でもお買い求めくださいm(_ _)m
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