黄薬子を求めて~生薬探偵の冒険~
- 2018/09/24
- 15:33
ニガカシュウ(2015年9月24日/ご近所)
『開宝本草』に「黄薬根」の原名で収載される黄薬子は、ヤマノイモ科ニガカシュウの塊茎を輪切りにして乾燥させたものである。
清化熱痰の薬で、単味で使用されることも多いようだ。
桑島目録には、
1940-1950年に激減した。それまでは泉南地方にはかなり普通にあったという。
とあるが、生薬探偵は最寄駅から自宅に帰る途中、家庭菜園のある豪邸の庭の隅に生えているのを偶然見つけた。
ムカゴが出来ていたので、採取させてもらったが、こんなに大きいのは珍しいそうだ。
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