蔓陀羅花を求めて~生薬探偵の冒険~
- 2018/09/28
- 18:09
チョウセンアサガオ(2015年9月28日/ご近所)
華岡青洲が用いた麻酔薬“通仙散”に用いられている蔓陀羅花は、ナス科チョウセンアサガオで、現在、日本麻酔科学会のシンボルマークにもなっている。
綺麗な花を咲かせる為、園芸で随分植えられているが、薬用植物の中でもとりわけ毒性が強く、誤食による中毒事故が後を絶たない。
先日も、何と間違ったものか、誤って食べた夫婦が意識不明となって救急搬送されたというニュースを見た。
花は夜開いて明るくなると閉じてしまうので、曇っている日でないとうまく撮影出来ない。
植栽が逃げ出したものを時折見かけるが、私見では、高速道路の高架下などにスキマ植物の如く、アスファルトの裂け目から生え出ているのをよく目にするように思う。
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