医人たちの晩餐会
- 2019/02/04
- 20:18
昨日、老老介護にいそしまれるようになって久しい春光苑時代の同門で大先輩のS先生と、天満橋にある「お料理 堀川」さんへ繰り出してきた。
時々子孫マイルの第一人者で整形外科医の今井秀先生に連れて行ってもらうお店で、よく考えると今井先生以外の人と行くのは今回が初めてのこと。
もっとも、今回は偶然にもニアミスで、今井先生は講演を終えてランチタイムに整形外科医のお仲間五名で来店されたらしく、なんでも昼の日中から、浴びるように呑んで帰られたらしい(5人で二升は昼にしては呑み過ぎやな)。
堀川さんは、大阪の日本料理の名店「花外楼」で長らく料理長をされていた方で、きらびやかな料理と凝った器でいつも満足させてくれる名店である。
ちなみに、蒼流庵主人とS先生はもともと愛媛の宇和島に端を発する家系で、今井先生は松山出身、店主の堀川さんは高知と、なんだか四国にゆかりがある人ばかりで面白い。
よく考えると偶然にも節分だったので、器の意匠は鬼やらいだった。
蓋裏にはお多福さん
この季節は、温かいお料理ばかりで、ほっこりしますね。
蛸唐草の酒器で頂くお酒は、和歌山は海南の“黒牛”
海南は、以前、山井崑崙の掃苔で一度だけ行ったことがある。
左はアナゴの稚魚だったかな(右の器は雪が降っているようなデザインで中々雰囲気がある)
お次の日本酒は高知県の“酔鯨”
どちらも新酒の生酒で初々しく、酸味が堪らなく美味しい。
右のは、どう見ても写真ではごぼ天にしか見えないがお稲荷さんです。
またもや、お皿はお多福と鬼の組み合わせであるが、今度は真ん中に人参で作った鬼の顔が居る(鬼というより般若に見えるかな)。
こちらのお料理は、いずれかと言えば、洋食っぽい雰囲気がありますね。
牛肉の煮込み、だったかな(もう、日本酒が結構回ってます)
猫舌なので冬のお料理は要注意なのだが、ここは絶妙な温度で出してくれるので、一度も火傷した経験がない。
デザートはカリフラワーのムース
今回も心底堪能させて頂きました。
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