ファットウッドを求めて~肥松探偵の冒険~
- 2019/02/26
- 18:30
「肥松(こえまつ)」というものの存在を生薬探偵に吹き込んだのは、アマチュア古生物仲間のまるび氏で、なんでも、松の樹脂が枝と幹の境目付近に長年溜まって生じるもので、これさえあれば、炭をおこすにも、小枝や新聞紙などというシケた小道具を使わずに、簡単に火が着けられるのだという。
着火剤はホームセンターでも安価で売られているが、最近、ナウいアウトドア愛好家の間では、天然モノの着火剤たる肥松(ファットウッドともいう)で火をおこすのがトレンドになっているらしい。
また、この肥松は、石化以前の琥珀といった性状があり、光に透けて見えので、良質のものは工芸にも用いられるそうだ。
写真はweb上から拝借したものであるが、左はランプ、右はぐい呑みである。
松さえあれば、どこでも見つかるという話なので、昔茯苓さがしで分け入った近所の山(というより丘)を散策してみることに。
こういう朽ちた倒木から採取するのだが、この辺りも何だか茯苓突きを彷彿とさせる所がある。
この時は間抜けなことに、引き回し鋸しか持参しなかった為、腕が超痛かった。
火を着けてみたところ、確かに延々燃え続けたが、キャンプなど20年していないし、当分出番はなさそうだ。
なお、松は生薬として早くに『神農本草経』に収載されており、松ぼっくりから葉から幹からみんな薬になってしまうそうである。
着火剤はホームセンターでも安価で売られているが、最近、ナウいアウトドア愛好家の間では、天然モノの着火剤たる肥松(ファットウッドともいう)で火をおこすのがトレンドになっているらしい。
また、この肥松は、石化以前の琥珀といった性状があり、光に透けて見えので、良質のものは工芸にも用いられるそうだ。
写真はweb上から拝借したものであるが、左はランプ、右はぐい呑みである。
松さえあれば、どこでも見つかるという話なので、昔茯苓さがしで分け入った近所の山(というより丘)を散策してみることに。
こういう朽ちた倒木から採取するのだが、この辺りも何だか茯苓突きを彷彿とさせる所がある。
この時は間抜けなことに、引き回し鋸しか持参しなかった為、腕が超痛かった。
間違いない!これがファットウッドだ!
後日装備を整えて再チャレンジした時の収穫
火を着けてみたところ、確かに延々燃え続けたが、キャンプなど20年していないし、当分出番はなさそうだ。
なお、松は生薬として早くに『神農本草経』に収載されており、松ぼっくりから葉から幹からみんな薬になってしまうそうである。
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