牧野植物園
- 2019/03/03
- 13:10
昨年9月、四国入りしたついでとして、久しぶりに植物園に足を運んでみた。
自らの意志で植物園に行くのは、2012年の奈良県薬事研究センター(とはいえ此処を植物園と表現して良いものかどうか判らぬが)以来だから6年ぶりのことだ。
到着したのが夕刻だった為、足早に回ることに。
回廊はドライミストで霧っているので、カメラが濡れないように注意が必要。
薬用植物区を重点的に散策する。
花が無いとやっぱりなんだかよう判らんね。
そう言えば、昔好きだった香港映画のアクション俳優に常山(Chang Shan)という人が居て、結構印象に残っている好きな俳優さんだったが、今調べてみると韓国の人でテコンドーの名手らしい。
香港映画には我が倉田先生のような人も多数出演されているが、韓国人というのは珍しい気がする。
シーズンオフの花壇ほど虚しいものは御座りませぬ。。
柴胡も横倒しになっていて撮影向きの状態ではない。
生薬探偵の植物園嫌いの理由の一つ。
係り員が案内してくれる場合は別として、恐らくたいていの人はハマボウフウというのはこの縦にヒョロヒョロ生えているものがそうだろうと思うに違いないが、これはヒトツバ(石韋)で、肝心のハマボウフウは札の右横にチョロチョロ生えているやつだ。
これも同様に、トモエソウ(連翹)は札の右横や下に申し訳なさげに生えているもので、黄色い花を咲かせているのはオミナエシ(敗醤)、丸くて赤いのはワレモコウ(地楡)であって、この中からトモエソウを正確に認識できるのは、植物の知識をある程度持ち合わせている人だけであろう。
だから、植物園わいは嫌いなんや。
牧野さんの立像
植物をかたどった気持ちの悪いモニュメントもいくつか鎮座している。
温室
トイレ内の壁面に貼り付けられたパネルは可愛い。
資源植物研究センターは非公開の模様。
牧野富太郎記念館本館は外観からしてゴージャス。
入口にはあの有名な文句が。
本館内には牧野博士にまつわる様々な展示物や解説が。
牧野さんの書斎の再現もあるが・・・
再現されたご本人は不気味なほどリアル。
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