漢学ハカマイルあれこれ
- 2019/03/10
- 09:32
昨年は可憐なお花の写真をアップする事に明け暮れて、墓参記事は一つも書かずに過ぎたが、全くハカマイルをしていなかった訳では勿論ない。
撮り溜めた写真も結構な数になって来たので、おいおいご紹介して行くことにするが、今回は昨年の探墓も含め、これまで紹介して来なかった漢学関係のものも併せていくつか。
公田先生の墓所は、実は10年前に行っているのだが、その時の写真はイマイチだった為、昨年上京した折に撮り直して来た。
植村先生の墓所は3年前の江の島行のついでに立ち寄ることが出来た。
かなり広い霊園だったので、区画番号を知らなかったら辿り着けなかったに違いない。
古い『易学研究』によく寄稿されていた近藤先生の墓参は、あまり行く機会のない山梨という場所柄、昨夏になってようやく実行することが出来た。
宋易研究の第一人者であった今井先生の墓所は、極めて判りにくい場所にあって、辿り着くのに一苦労だった。
昨年知ったのだが、今井先生の居宅は近世文学研究の大家・中村幸彦先生(1911~1998)の生家から目と鼻の先に在って、しかも同学年。
ただ、どうも今井先生は養子として今井家に入られたようで、もとは林氏らしい。
何かしらの交流があったのかどうかは不明。
金谷先生の本で初めて読んだのは、まだ講談社学術文庫に入る前、現代新書時代の『易の話』で、この分野に興味を持って最初に手に取ったのがこの本だったように思う。
思えば、現在の私の学風にも少なからぬ影響を与えている本のような気がする。
墓所には、開いた本の形をした黒御影のささやかな碑が立っている。
学士院会員ならもっと大仰な碑を建てても良かったように思わぬでもないが、こういうつつましやかなものの方が反って先生の学風にはよく合っているような気もする。
撮り溜めた写真も結構な数になって来たので、おいおいご紹介して行くことにするが、今回は昨年の探墓も含め、これまで紹介して来なかった漢学関係のものも併せていくつか。
公田連太郎墓
公田先生の墓所は、実は10年前に行っているのだが、その時の写真はイマイチだった為、昨年上京した折に撮り直して来た。
植村清二墓
植村先生の墓所は3年前の江の島行のついでに立ち寄ることが出来た。
かなり広い霊園だったので、区画番号を知らなかったら辿り着けなかったに違いない。
近藤龍雄墓
古い『易学研究』によく寄稿されていた近藤先生の墓参は、あまり行く機会のない山梨という場所柄、昨夏になってようやく実行することが出来た。
今井宇三郎墓
宋易研究の第一人者であった今井先生の墓所は、極めて判りにくい場所にあって、辿り着くのに一苦労だった。
昨年知ったのだが、今井先生の居宅は近世文学研究の大家・中村幸彦先生(1911~1998)の生家から目と鼻の先に在って、しかも同学年。
ただ、どうも今井先生は養子として今井家に入られたようで、もとは林氏らしい。
何かしらの交流があったのかどうかは不明。
金谷治墓
金谷先生の本で初めて読んだのは、まだ講談社学術文庫に入る前、現代新書時代の『易の話』で、この分野に興味を持って最初に手に取ったのがこの本だったように思う。
思えば、現在の私の学風にも少なからぬ影響を与えている本のような気がする。
墓所には、開いた本の形をした黒御影のささやかな碑が立っている。
学士院会員ならもっと大仰な碑を建てても良かったように思わぬでもないが、こういうつつましやかなものの方が反って先生の学風にはよく合っているような気もする。
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