宮崎イエマイル
- 2019/03/19
- 18:41
ハカマイラーは全国に数居れど、居宅跡探訪家、つまりイエマイラーは、そうは居るまい。
昔は住宅地図のような精緻なものが無い為、墓所墓石のようにピンポイントで対象を特定出来ないというのがネックになるニッチな分野であるが、近現代のものは何とかなるので、鬯盦イエマイルに続いて、つい先日、宮崎市定イエマイルを敢行して来た。
一時期纏めて読んだ宮崎市定先生の中公文庫のシリーズが、庵主の支那学の基礎となっている為、支那学関連の学者では個人的に最も思い入れがある。
先生が晩年まで長らく住まわれた左京区浄土寺下馬場町の宅跡は、現在小奇麗なマンションとなっていた。
私が読んだ多くの書物が、かつて此の場所に立っていた木造建築内で執筆されたと思うと、感慨深いものがある。
これぞイエマイルの醍醐味の一つであろう。
昔は住宅地図のような精緻なものが無い為、墓所墓石のようにピンポイントで対象を特定出来ないというのがネックになるニッチな分野であるが、近現代のものは何とかなるので、鬯盦イエマイルに続いて、つい先日、宮崎市定イエマイルを敢行して来た。
一時期纏めて読んだ宮崎市定先生の中公文庫のシリーズが、庵主の支那学の基礎となっている為、支那学関連の学者では個人的に最も思い入れがある。
先生が晩年まで長らく住まわれた左京区浄土寺下馬場町の宅跡は、現在小奇麗なマンションとなっていた。
私が読んだ多くの書物が、かつて此の場所に立っていた木造建築内で執筆されたと思うと、感慨深いものがある。
これぞイエマイルの醍醐味の一つであろう。
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