下関市王司創立120周年記念誌『王司の歴史と民俗史』
- 2019/08/07
- 18:09
『王司の歴史と民俗史』(2018年刊)
永富独嘯庵の生まれ故郷である下関市王司で、熱心に顕彰活動に取り組まれている日高栄美子女史より、王司120周年記念誌『王司の歴史と民俗史』を恵与されたのは、本年一月暮れのことであった。
明治維新150年にあたる平成30年は、明治30年に王司村が誕生して120年目の年に当っており、本書は其の記念事業の一環として王司郷土文化研究会が編纂した町史である。
独嘯庵については、見開き一項(110p-111p)で簡単に紹介されているのみであるが、彼の生まれ育った場所の歴史が縄文の時代から紹介されていて、独嘯庵研究家なら一応手元に置いておきたい資料ではあろう。
A4サイズで150頁以上あり、うちカラーが14頁あるから、定価1000円はまずまずお値打ち。
一般書店では入手出来ないので、入手するには王司郷土文化研究会に直接注文する必要がある。
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