神農さんアレコレ
- 2019/09/17
- 18:52
先日、医史学の大家で前日本医史学会理事長の小曽戸洋先生より、御高説の抜き刷り含む三点の神農関連資料を送付頂いた。
御高説は、『神農本草経』の来歴や我が国への支那本草学の受容に至るまで、非常に啓発的で学ばせて頂く事が大変多かった。
2013年から2014年にかけて杏雨書屋で催された神農展のカラー図録は、小曽戸先生の旧蔵品を含む39点の神農関連資料を収録しており、色々な意匠の神農像が見る者を楽しませてくれる。
室町後期という左の神農は鬼面であるが、右はどう見ても達磨さん。
三皇図であるが、妙に神農と伏羲がふくよかなお顔をしている。
谷文晁画という此の作品は、関公とのハイブリッド風。
田能村直入の神農は福禄寿風。
ファイティングポーズを取る陶器の神農さんもかわいい。
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