『実占研究』を読む
- 2020/01/19
- 17:19
先日、『実占研究』の手元に無い古い巻号を閲覧複写して来たが、その成果をいくつか。
一昨年、紀藤元之介先生のご子息・木藤謙氏より恵与されたご遺品の中にあったアルバムは、昭和易学史の貴重な資料集と言って良いものであったが、そのうち、最も史料的価値が高かったのが、大正3年の高島嘉右衛門葬儀の模様を写した数枚の写真であった。
恐らくは、小玉呑象先生の旧蔵品ではないかと推測していたが、今回見出した記事によると、旧蔵者は実占研究会の会員だった川崎玄心という人で、この人の母堂が呑象門に学んだ関係から所持しておられたものらしい。
川崎玄心氏には立命社というところから出た『運命開導 立命学』(1957),『実相易秘伝書』(1958),『病気を治す道』(1961)など数冊の著述があるようだ。
なお、54名が写った集合写真には、若き日の小玉呑象や高島徳右衛門といった人たちも写りこんでいるのではないかと想像していたが、これは大日本陰陽会(現日本易学連合会)に所属していた人達だけの集合写真とのことである。
次は、二代目玄龍子・目黒八朗先生の家相についての研究である。
目黒先生の家相研究には、楢崎皐月の静電三法や、ドイツ発祥のジオパシック・ストレスの考え方に通ずるような、電磁気的な視点からの考察があったらしいが、そのさわりの部分のようだ。
実は庵主は、若かりし頃、この分野に一寸深入りした時期があって、いつかまた戻ってみたいと密かに考えている分野であったりもする。
加藤大岳先生がNHKにテレビ出演された際の写真らしいが、和服姿は滅多に見られなかったというから、或いは公になった唯一のショットであるかもしれない。
一昨年、紀藤元之介先生のご子息・木藤謙氏より恵与されたご遺品の中にあったアルバムは、昭和易学史の貴重な資料集と言って良いものであったが、そのうち、最も史料的価値が高かったのが、大正3年の高島嘉右衛門葬儀の模様を写した数枚の写真であった。
恐らくは、小玉呑象先生の旧蔵品ではないかと推測していたが、今回見出した記事によると、旧蔵者は実占研究会の会員だった川崎玄心という人で、この人の母堂が呑象門に学んだ関係から所持しておられたものらしい。
川崎玄心氏には立命社というところから出た『運命開導 立命学』(1957),『実相易秘伝書』(1958),『病気を治す道』(1961)など数冊の著述があるようだ。
なお、54名が写った集合写真には、若き日の小玉呑象や高島徳右衛門といった人たちも写りこんでいるのではないかと想像していたが、これは大日本陰陽会(現日本易学連合会)に所属していた人達だけの集合写真とのことである。
次は、二代目玄龍子・目黒八朗先生の家相についての研究である。
目黒先生の家相研究には、楢崎皐月の静電三法や、ドイツ発祥のジオパシック・ストレスの考え方に通ずるような、電磁気的な視点からの考察があったらしいが、そのさわりの部分のようだ。
実は庵主は、若かりし頃、この分野に一寸深入りした時期があって、いつかまた戻ってみたいと密かに考えている分野であったりもする。
加藤大岳先生がNHKにテレビ出演された際の写真らしいが、和服姿は滅多に見られなかったというから、或いは公になった唯一のショットであるかもしれない。
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