契沖の史跡を訪ねて②
- 2020/03/02
- 18:12
圓珠庵(大阪市天王寺区空清町4-2)
契沖の墓所がある圓珠庵は、真田山公園を少し西に上ったところに在って、庵主は2011年に華岡鹿城の墓参の為、一度訪れたことがある(契沖忌の1月25日のみ公開)。
鎌八幡の境内に養寿庵を移築して「圓珠庵」と名付けたものといい、大正11年には境内が大阪市初の国の指定史跡となった。
重要文化財指定を受けた同庵所蔵の契沖の稿本類は、現在、府立中之島図書館に寄託されている。
契沖 生誕の比定地(兵庫県尼崎市北城内27)
尼崎市立中央図書館の南角には、地元の契沖研究会が、会の発足十周年を記念し、近松ライオンズクラブ等の寄付を得て、平成17年に建てた顕彰碑が立っている。
ここは、旧尼崎城西三の丸跡で契沖生誕の比定地の一つ。
リアルな契沖さん
契沖社(櫻井神社内/尼崎市南城内116-11)
生誕の比定地のすぐ近くにある櫻井神社裏手には、契沖を祀った契沖社があり、「学問の神様」として崇敬されているようだ。
契沖歌碑(口ノ開公園内/尼崎市大庄西町2-4)
武庫川駅北西にある口ノ開公園には、またまた契沖研究会が今度は創立15周年を記念して建てた歌碑があり、契沖が29歳の春頃、この付近を通って母を見舞いに行った際、武庫の浦の絶景を詠んだ歌が刻まれている。
契沖頌歌碑(尼崎城址公園内/尼崎市北城内27)
尼崎城址公園内にも、例によって契沖研究会が建てた歌碑を見る事が出来る。
今度は創立二十周年の記念だそうだ。
5年置きの建碑が恒例となっているようだが、来年は25周年、今度もまた契沖モニュメントが何処かに出来るのだろうか。
すげぇぜ、契沖研究会!
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