かめくらべ
- 2020/05/16
- 11:10
昨年、9月頭に生薬探偵の亀記録を更新する2.8kgの大物、通称“ガメラ”を釣り上げて喜んでいたら、亀トモの足立先生がそれと同格と思われる巨大スッポン、通称“アニキ”を釣り上げた。
過去三年の経験では、どうも巨大亀は早い時期には掛からず、夏の盛りを過ぎた頃に姿を現すような気がしていて、いずれも水深のごく浅い場所で捕獲されている点が興味深い。
恐らくどちらも膝くらいの水深しかないのではないかと思う。
並べて比較した訳ではないから、いずれが大きいかは難しいところだが、両方解体して人間様の胃袋に入った後で、そうそう捕獲出来るサイズではないし、厳密にデータを取っていなかった事が悔やまれた。
左:ガメラ 右:アニキ
ガメラの重量2.8kgは捕獲時のもので、3週間の泥抜きを経た後は、約1kgほどの減量が見られたが、アニキの方は、解体時の重量が約4kgと我が目を疑うものだったので、どちらかの重量計が壊れているのではないかという気が今でもしている。
もし、どちらの重量計も正確だとしたら、捕獲時の重量は2kg~3kgの開きがあった可能性さえ考えられるが、目視の限りでは、流石にそこまでの違いがあったとは思われない。
目下日本記録とされている木津川産は7kg超えというから驚かされるが、先日、せめて遺品(?)の甲羅だけでも比較してみようと足立先生と亀比べを行った。
左端がガメラ、中央がアニキである。
甲長そのものは大差ないが、形はアニキの方が丸みを帯びていて横幅があるから、やはり其の分の重量はありそうだ。
断っておくが、右端は決して子亀などではなく、通常料理屋で出て来るようなものより、ずっと大きいサイズで、一人鍋で食えるようなサイズでは決してない。
乾燥した背甲の重量を測定したところ、ガメラが145.5g、アニキが194gあり、やはりアニキの方が大型であるのは間違いないようだ。
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