あの人は今~懐かしのアクション俳優~
- 2020/07/29
- 19:54
今youtbeで主として80年代の香港クズ映画の数々を視聴してみると、最近ではさっぱり見かけない演員たちが沢山出て来て面白い。
「あの人は今」などといってアイドルの成れの果てを覗き見る下品な番組を好むのは我が同胞に限った事なのか、それとも中国でも同じく品性劣悪なる同じような番組が製作されているのか、庵主は甚だ不案内であるけれど、懐かしのアクション俳優たちの其の後の消息はファンの一人として気にならない事もない。
アクションという性質上、そんなにいつまでも演じられるものでないこと自明であって、加齢に抗って演技を続けるジャッキーやサモハンのような例外も居るが、たいていはブームの終焉と共にいつとなく姿を消していったもののようだ。
ジャッキー映画によく出ていたディーン・セキ(1950~)のように実業界に転身して活躍中の人は、其の後について多少の情報を得る事が出来るものの、殆どは生死すらよく判らない。
先に紹介した『少林鬥喇嘛』で主人公の師匠を演じている孫榮志は、すきっ歯が印象的なおもろい顔で忘れがたいが、1989年の『立體奇兵 (The 3-D Army)』以降出演作はない。
少林寺モノでは見た覚えがないが、キョンシーモノだと『ドラゴン・キョンシー』(1986)、『キョンシー・グーニーズ』(1987)、『新・キョンシーズ』に出ている汪強(龍世家)は、他にも色々なカンフー映画で準主役級の扱いを受けている事も多い大物である。
1938年生まれというから、もうそれなりの年齢であるが、この人も89年の『靈幻童子』を最後に出演作がないようだ。
孫榮志と共に世紀の怪作『片腕カンフー対空とぶギロチン』(1975)の武術大会でチョイ役として出ている。
個人的に少林寺の管長役では此の人の右に出る者は居ないと信じて疑わない張紀平は、『忍者VS阿羅漢・遥かなる王道』(1982)というハチャメチャな映画で、主役のアレクサンダー・ルーが霞んでしまうような存在感を発揮している。
数ある『笑傲江湖』の実写化の中で最もクオリティが低いと思われる1985年の台湾版(梁家仁主演)では辟邪剣譜の使い手・林遠図を演じているが、この人だけがやたらかっちょよいんだな。
1985年の『鬼符身(Five Fighters from Shaolin)が最後の出演作のようだ。
どなたか、彼らの其の後について情報をお持ちの方はご教示頂ければ幸いです。
ところで、映画ファンなら一度や二度は自分で何か作品を撮ってみたいと思った事があると思うが、かくいう庵主もその一人で、アイデアだけは練り続けて既に数十年の歳月が流れた。
今温めているのは蒼流庵随想にも関連するストーリーで、正統派アクション『漢方医 VS 空飛ぶギロチン』など考えただけでワクワクするが、SF仕立ての『ニセ高島 VS プレデター』も面白い作品にしてみせる自信がある。
あるいは昨今パワースポットやら神社やらが流行りだというが、出雲を舞台にカンフーを絡ませたラブストーリー『ニュー島根パラダイス』も捨てがたいアイデアだ。
宝くじが当たったら、是非とも実現させてみたい。
いっそ、クラウドファンディングかな。
「あの人は今」などといってアイドルの成れの果てを覗き見る下品な番組を好むのは我が同胞に限った事なのか、それとも中国でも同じく品性劣悪なる同じような番組が製作されているのか、庵主は甚だ不案内であるけれど、懐かしのアクション俳優たちの其の後の消息はファンの一人として気にならない事もない。
アクションという性質上、そんなにいつまでも演じられるものでないこと自明であって、加齢に抗って演技を続けるジャッキーやサモハンのような例外も居るが、たいていはブームの終焉と共にいつとなく姿を消していったもののようだ。
ジャッキー映画によく出ていたディーン・セキ(1950~)のように実業界に転身して活躍中の人は、其の後について多少の情報を得る事が出来るものの、殆どは生死すらよく判らない。
先に紹介した『少林鬥喇嘛』で主人公の師匠を演じている孫榮志は、すきっ歯が印象的なおもろい顔で忘れがたいが、1989年の『立體奇兵 (The 3-D Army)』以降出演作はない。
少林寺モノでは見た覚えがないが、キョンシーモノだと『ドラゴン・キョンシー』(1986)、『キョンシー・グーニーズ』(1987)、『新・キョンシーズ』に出ている汪強(龍世家)は、他にも色々なカンフー映画で準主役級の扱いを受けている事も多い大物である。
1938年生まれというから、もうそれなりの年齢であるが、この人も89年の『靈幻童子』を最後に出演作がないようだ。
孫榮志と共に世紀の怪作『片腕カンフー対空とぶギロチン』(1975)の武術大会でチョイ役として出ている。
個人的に少林寺の管長役では此の人の右に出る者は居ないと信じて疑わない張紀平は、『忍者VS阿羅漢・遥かなる王道』(1982)というハチャメチャな映画で、主役のアレクサンダー・ルーが霞んでしまうような存在感を発揮している。
数ある『笑傲江湖』の実写化の中で最もクオリティが低いと思われる1985年の台湾版(梁家仁主演)では辟邪剣譜の使い手・林遠図を演じているが、この人だけがやたらかっちょよいんだな。
1985年の『鬼符身(Five Fighters from Shaolin)が最後の出演作のようだ。
どなたか、彼らの其の後について情報をお持ちの方はご教示頂ければ幸いです。
ところで、映画ファンなら一度や二度は自分で何か作品を撮ってみたいと思った事があると思うが、かくいう庵主もその一人で、アイデアだけは練り続けて既に数十年の歳月が流れた。
今温めているのは蒼流庵随想にも関連するストーリーで、正統派アクション『漢方医 VS 空飛ぶギロチン』など考えただけでワクワクするが、SF仕立ての『ニセ高島 VS プレデター』も面白い作品にしてみせる自信がある。
あるいは昨今パワースポットやら神社やらが流行りだというが、出雲を舞台にカンフーを絡ませたラブストーリー『ニュー島根パラダイス』も捨てがたいアイデアだ。
宝くじが当たったら、是非とも実現させてみたい。
いっそ、クラウドファンディングかな。
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