今井屋敷跡
- 2020/12/08
- 18:11
京都の町を歩くと其処此処に記念碑が立っているのを目にして歴史好きならそれだけでも楽しめるものがあるけれど、堺もそれには及ばぬながらちんちん電車の走っている辺りを散策すると似たような石碑を沢山見つける事が出来る。
宿院にある堺市医師会の別館そばに今井屋敷跡を示す石標と案内板があり、織田有楽斎より今井宗薫(宗久の長男)が譲り受けたものとあるから、松永弾正の易占シーンで設定した場所とは合わないと思われるが、ネットでは早合点した人が「今井宗久屋敷跡」の碑と書いていたりするから困ったものだ。
ところで、麒麟以降ごく最近知った事だが、今井宗久は近江の佐々木源氏を祖としているらしい。
佐々木源氏と言えば、我が広瀬宏道先生も其の末裔であって、同源氏を更に遡れば『周易』に深く傾倒したらしい宇多天皇に行き着く。
実に今回の何気ないワンシーンで易に遠く関係する二人を登場させたのは気が利いているという他ないようだ。
今井屋敷跡(大阪府堺市堺区宿院町東3丁1)
宿院にある堺市医師会の別館そばに今井屋敷跡を示す石標と案内板があり、織田有楽斎より今井宗薫(宗久の長男)が譲り受けたものとあるから、松永弾正の易占シーンで設定した場所とは合わないと思われるが、ネットでは早合点した人が「今井宗久屋敷跡」の碑と書いていたりするから困ったものだ。
ところで、麒麟以降ごく最近知った事だが、今井宗久は近江の佐々木源氏を祖としているらしい。
佐々木源氏と言えば、我が広瀬宏道先生も其の末裔であって、同源氏を更に遡れば『周易』に深く傾倒したらしい宇多天皇に行き着く。
実に今回の何気ないワンシーンで易に遠く関係する二人を登場させたのは気が利いているという他ないようだ。
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