算木箱を制作
- 2021/06/28
- 19:45
易学講座の第一回目に立卦具の解説を行って、とりあえず実占に必要なお道具類が必要になるが手軽な八面賽辺りから始めるのが現今の主流とご説明してみたら、きちんとしたものを揃えるところから始めたいとのこと。
ジャンル問わずお道具に凝るタイプの人なので、さもありなんといったところだが、最高のお道具から始めて自分を追い込むのも挫折の防止機構として働くかもしれないから、まずは3年ほど前に作った蓍策を進呈、お次は算木をお分けすることに。
万能算木を制作したのは六年前だが、一セットだけではコストが高くつく為、実は四セット作ってあったので未だ三セット余りがあったのだ。
ただ、裸のままという訳にも行かないので、いつも神蓍をお願いしている桐箱屋に総かぶせの箱を作ってもらう事にした。
板をやや薄くしてもらったのと、蓋を外しやすいよう手ぐり(蓋側面の半円の切れ込み)を入れてもらった。
少し遊びがあってカタカタ動くので、持ち運び時の保護になるよう焼き物を包むウコン布を十文字にカットして敷いてみると中々イイ感じだ。
ところで、算木の素材には種々あって、その仕様も陰陽のみが表わされる両象算木や本筮用の四象算木など様々あり、先日もヤフオクで久しぶりに四象算木が出品されているのを目にした(確か2セット5000円台で終了)。
万能算木は縞黒檀で作ったが、松井羅州の『筮儀約式通解』には、「黒檀紫檀、玄柿(クロガキ)等ノ堅実ノ材ヲ以テコレヲ制ス」とあり、黒柿製のものもあると書かれているけれど、私は今のところ黒柿の算木は見たことがない。
ジャンル問わずお道具に凝るタイプの人なので、さもありなんといったところだが、最高のお道具から始めて自分を追い込むのも挫折の防止機構として働くかもしれないから、まずは3年ほど前に作った蓍策を進呈、お次は算木をお分けすることに。
万能算木を制作したのは六年前だが、一セットだけではコストが高くつく為、実は四セット作ってあったので未だ三セット余りがあったのだ。
ただ、裸のままという訳にも行かないので、いつも神蓍をお願いしている桐箱屋に総かぶせの箱を作ってもらう事にした。
板をやや薄くしてもらったのと、蓋を外しやすいよう手ぐり(蓋側面の半円の切れ込み)を入れてもらった。
少し遊びがあってカタカタ動くので、持ち運び時の保護になるよう焼き物を包むウコン布を十文字にカットして敷いてみると中々イイ感じだ。
ところで、算木の素材には種々あって、その仕様も陰陽のみが表わされる両象算木や本筮用の四象算木など様々あり、先日もヤフオクで久しぶりに四象算木が出品されているのを目にした(確か2セット5000円台で終了)。
万能算木は縞黒檀で作ったが、松井羅州の『筮儀約式通解』には、「黒檀紫檀、玄柿(クロガキ)等ノ堅実ノ材ヲ以テコレヲ制ス」とあり、黒柿製のものもあると書かれているけれど、私は今のところ黒柿の算木は見たことがない。
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