コメント
大衍筮法の確率分布の議論では、森羅万象あらゆる事象が同様に確からしいという仮定を公理として、陰陽の確率分布が同様に確からしくないという問題意識でなされていますが、個人的には実は大衍筮法の陰陽の確率分布の偏りは起こり得る事象の確率分布をトレースしている可能性も高いのではないかという気がしています。
Re: タイトルなし
コメント有難う御座います。江藤幸彦先生もこの四象の出現比率の不均衡には古人の深い考えが含まれているのかもしれないと大衍筮法の欠陥と決めつけない慎重な姿勢だったようですね。難しい問題で私には正直判断がつきません。古代中国の数学的知識は意外に高度な発達を遂げていたようで、暦学の素養がある人が作ったらしき大衍筮法が四象の出現比率を無視したものであったは思われないので、後代の復元法に誤りがあるのか、それとも出現率に偏りがあるのが意図されているのか。自分でやってみた感じでは得卦に不自然な感じを持つ事もなく使用できているので、深く考えずに私は朱子式で使っていますが、鳴鶴様も大衍筮法はなさいますか?普段のメインの筮法とされていますでしょうか?宜しければお教えください。
こんにちは、ご返信ありがとうございます。
大衍筮法は所作が大変ですから、私は冬至の年筮くらいしか手が出せていないというのが正直なところで、それも数日前にやり方を復習して練習してからという体たらくです。
普段の占では、短期に瞬発力ある判断が必要な占的には八面賽と六面賽で三変筮、時間をかけてゆっくり占考したい時には筮竹を使い、クローズドクエスチョンには三変筮、オープンクエスチョンには六変筮を採用しています。
一つのアイディアとして、起こり得る事象の確率分布がある程度検討がつくなら得卦が同様に確からしい筮法、確率分布の検討がつかないなら大衍筮法、という方法を試してみても面白いかも知れないと思いました。
大衍筮法は所作が大変ですから、私は冬至の年筮くらいしか手が出せていないというのが正直なところで、それも数日前にやり方を復習して練習してからという体たらくです。
普段の占では、短期に瞬発力ある判断が必要な占的には八面賽と六面賽で三変筮、時間をかけてゆっくり占考したい時には筮竹を使い、クローズドクエスチョンには三変筮、オープンクエスチョンには六変筮を採用しています。
一つのアイディアとして、起こり得る事象の確率分布がある程度検討がつくなら得卦が同様に確からしい筮法、確率分布の検討がつかないなら大衍筮法、という方法を試してみても面白いかも知れないと思いました。
Re: タイトルなし
鳴鶴さま
お教えいただき有難う御座います。
現代易占としては王道のスタイルでいらっしゃいますね。
また筮法の運用法について新たな知見など御座いましたらご教示頂けましたら幸いに存じます。
いつも有難う御座います。
お教えいただき有難う御座います。
現代易占としては王道のスタイルでいらっしゃいますね。
また筮法の運用法について新たな知見など御座いましたらご教示頂けましたら幸いに存じます。
いつも有難う御座います。