今年の生薬探偵
- 2021/12/04
- 18:13
昨年10月には緊急事態宣言の間隙を縫うように何とか金匱植物同好会の観察会を敢行したものの、今年は宣言の長期化により、とうとう発足以来初めての開催0の年になってしまった。
可能であれば夏あたり、海浜性薬用植物でも見て頂こうと思っていたのだが、残念である。
自然海岸そのものが全国的に減少しつつあるから、早いうちに観ておかないと、少なくとも大阪では幾つかの種類は10年後に観察出来るかどうか確実な保証を出来る自信がない。
今年は観察会が開催出来なかった位なので、過去10年を振り返っても断トツに外出機会が少なかったが、ただ一人生薬探偵として入門を許した鍼灸家のA女史をあちこち案内して、数年ぶりに再会した植物がいくつかあったのは嬉しかった。
大阪はセリバオウレンばかりで中々出会えずに居たが、第二回の金匱植物同好会に参加されたN先生に情報を頂き、ようやく奈良の山奥で出会うことが出来たキクバオウレン。
ただ、このあと雪で立ち往生してレッカー車を呼ぶ破目に・・・。
初めて開花の時期に観察出来たという点ではカギカズラも嬉しかった。
梅雨と花期がかぶる為、雨でやられて万全のコンディションとはとても言えないが、独特な姿を見られただけで満足。
来年は王不留行(ヒメケフシグロ)と覆盆子(ゴショイチゴ)、出来れば白芷(ヨロイグサ)にも挑戦したい(ヨロイグサは三度目)。
可能であれば夏あたり、海浜性薬用植物でも見て頂こうと思っていたのだが、残念である。
自然海岸そのものが全国的に減少しつつあるから、早いうちに観ておかないと、少なくとも大阪では幾つかの種類は10年後に観察出来るかどうか確実な保証を出来る自信がない。
今年は観察会が開催出来なかった位なので、過去10年を振り返っても断トツに外出機会が少なかったが、ただ一人生薬探偵として入門を許した鍼灸家のA女史をあちこち案内して、数年ぶりに再会した植物がいくつかあったのは嬉しかった。
8年ぶりのオケラ(2021年10月13日/中河内)
6年ぶりのサネカズラ(2021年10月13日/奥河内)
キクバオウレン(2021年2月18日/奈良県)
大阪はセリバオウレンばかりで中々出会えずに居たが、第二回の金匱植物同好会に参加されたN先生に情報を頂き、ようやく奈良の山奥で出会うことが出来たキクバオウレン。
ただ、このあと雪で立ち往生してレッカー車を呼ぶ破目に・・・。
カギカズラ(2021年6月28日/奥河内)
初めて開花の時期に観察出来たという点ではカギカズラも嬉しかった。
梅雨と花期がかぶる為、雨でやられて万全のコンディションとはとても言えないが、独特な姿を見られただけで満足。
来年は王不留行(ヒメケフシグロ)と覆盆子(ゴショイチゴ)、出来れば白芷(ヨロイグサ)にも挑戦したい(ヨロイグサは三度目)。
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