れっつすたでぃ
- 2022/01/05
- 16:45
三が日は久しぶりに漢文のお勉強。
テキストは以下の三冊(ただし全て再読。年末年始は新規の学習より過去の復習に向くという自論)。
西田太一郎『漢文法要説』
濱口富士雄『漢文語法の基礎』
楊伯峻『漢文文法と訓読処理』
今更こんな入門書かと言われれば、なるほど私の漢文読解力など其の程度である。
しかし言わせてもらえれば、入門書だからと言って程度が低いことを必ずしも意味しないし、それなりにキャリアが長くなっても入門書から学ぶことは少なくない、と私は思う。
それ以前に自分の学力の低さを自覚出来ている分まだ幾らか良い。
自分は漢文が読めるとうそぶく人で本当に漢文が読めるのを殆ど見たことが無いというのが私の実感するところで、以前漢文がスラスラ読めるという自称漢方の大家の薬局を訪れた際、「未病治」などという小っ恥ずかしい旗が風になびいていて思わず苦笑させられたことがある(“未病治”はおかしな和製漢語もどきで、正しくは“治未病”)。
とはいえ、未病治などは既に定着してしまっている語であるからまだマシなほうで、訓点のついたテキストや更に凄いのになると読み下された文語文を読んで漢文を読解しているような錯覚を起こしている事例もあるようだ。
新年を迎え、改めて地道なお勉強を続けたいと決意を新たにする。
テキストは以下の三冊(ただし全て再読。年末年始は新規の学習より過去の復習に向くという自論)。
西田太一郎『漢文法要説』
濱口富士雄『漢文語法の基礎』
楊伯峻『漢文文法と訓読処理』
今更こんな入門書かと言われれば、なるほど私の漢文読解力など其の程度である。
しかし言わせてもらえれば、入門書だからと言って程度が低いことを必ずしも意味しないし、それなりにキャリアが長くなっても入門書から学ぶことは少なくない、と私は思う。
それ以前に自分の学力の低さを自覚出来ている分まだ幾らか良い。
自分は漢文が読めるとうそぶく人で本当に漢文が読めるのを殆ど見たことが無いというのが私の実感するところで、以前漢文がスラスラ読めるという自称漢方の大家の薬局を訪れた際、「未病治」などという小っ恥ずかしい旗が風になびいていて思わず苦笑させられたことがある(“未病治”はおかしな和製漢語もどきで、正しくは“治未病”)。
とはいえ、未病治などは既に定着してしまっている語であるからまだマシなほうで、訓点のついたテキストや更に凄いのになると読み下された文語文を読んで漢文を読解しているような錯覚を起こしている事例もあるようだ。
新年を迎え、改めて地道なお勉強を続けたいと決意を新たにする。
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