易学会館のいま
- 2022/06/19
- 12:57
易学会館は昭和50年に完成した紀藤先生の晩年の活動拠点で、2010年当時はまだ古い看板が残っており、初めて訪れた庵主を感動させたものである。
先生の没後、人手に渡ってから、弁理士事務所として使われていたと聞いているが、次の持ち主も亡くなって随分経つらしく、2013年には遂に建物上部の看板も撤去されてしまった。
そのまま取り壊されるのかと思いきや、ずっと放置状態が続き、コロナ禍で大阪市内に出て行くこともなくなって二年が過ぎたが、先週久しぶりに覗いてみると、建物が全面グレーに塗り替えられていた。
生憎日曜だったので人気が無く、現在どのような用途で使われているのか窺い知ることは出来なかったが、わざわざ外装をし直したことからすると、築50年に手が届こうとしている旧易学会館も暫らくは現役を続ける様子らしい。
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