南五味子酒
- 2022/12/10
- 10:24
昨年漬けた南五味子酒が飲み頃になって来た。
サネカズラは別段希少種という訳ではないので、薬酒にする人が他にも居て可笑しくはない筈だが、不思議とそういう話を殆ど耳にしない。
ネット上には写真付きで薬酒造りをしている記事が二三あがってはいるものの、作るところのみで完成品を賞味して味を論評したものが見当たらない為、これは不味くて飲めたものではないのではという不安が過ぎった。
五味子は非常に酸味が強い生薬だから、ありそうなのは酸っぱ過ぎて飲めないというパターン。
なので、調子に乗って大量採取してはみたものの、大量のホワイトリカーが無駄になることを惧れて実を大量廃棄したのが一年前である。
結論から言えば、一口飲んでみて昨年の大量廃棄が悔やまれる美味に驚かされた次第である。
色合いはこれまでに漬けたものの中では一番濃く、少し紫がかっているようだ。
味は氷砂糖を入れているということもあろうが、心配したような酸っぱさは皆無で、むしろ山茱萸酒のほうが嫌な渋みがあるように思う。
万人受けという点ではサルナシ酒に軍配が上がる気もするが、サルナシ酒にはちょっとキャッチ―過ぎるというか味に深みが感じられないのに対し、南五味子酒のほうは独特な品の良さがあって、エレガントな大人の薬酒という印象を受けた。
昨年採取した場所はかなり大量に結実が見られるので、いずれまた採取して今度はよそ様にお分け出来る程度には仕込んでみたい。
サネカズラは別段希少種という訳ではないので、薬酒にする人が他にも居て可笑しくはない筈だが、不思議とそういう話を殆ど耳にしない。
ネット上には写真付きで薬酒造りをしている記事が二三あがってはいるものの、作るところのみで完成品を賞味して味を論評したものが見当たらない為、これは不味くて飲めたものではないのではという不安が過ぎった。
五味子は非常に酸味が強い生薬だから、ありそうなのは酸っぱ過ぎて飲めないというパターン。
なので、調子に乗って大量採取してはみたものの、大量のホワイトリカーが無駄になることを惧れて実を大量廃棄したのが一年前である。
結論から言えば、一口飲んでみて昨年の大量廃棄が悔やまれる美味に驚かされた次第である。
色合いはこれまでに漬けたものの中では一番濃く、少し紫がかっているようだ。
味は氷砂糖を入れているということもあろうが、心配したような酸っぱさは皆無で、むしろ山茱萸酒のほうが嫌な渋みがあるように思う。
万人受けという点ではサルナシ酒に軍配が上がる気もするが、サルナシ酒にはちょっとキャッチ―過ぎるというか味に深みが感じられないのに対し、南五味子酒のほうは独特な品の良さがあって、エレガントな大人の薬酒という印象を受けた。
昨年採取した場所はかなり大量に結実が見られるので、いずれまた採取して今度はよそ様にお分け出来る程度には仕込んでみたい。
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