白頭翁を求めて~生薬探偵の冒険~
- 2022/12/19
- 18:07
人混みを避けて行動するのを信条としている為、お盆やGWは不要不急の外出を避けるのが基本だが、それもあってGW前後に花期を迎える養父市のオキナグサを探しに行くのが随分遅くなってしまった。
オキナグサは激レア種で、大阪では植栽しか見たことが無い。
昔、近畿植物同好会で活動を始めた頃、平野名誉会長に尋ねたことがあったが、40年ほど前に父鬼で観たのを最後に府下では目にしていないとのこと。
レッドデータブックには一応記載を見るので、絶滅こそしてはいないようだが、恐らくは一箇所にのみ残っているといった話だろうから、府下限定での探索は諦めて、GWに花を咲かせる養父市の自生地に折を見て足を運ぶつもりで居た。
それがコロナ騒動も重なった為、気が付けば6~7年伸びてしまっていた訳だ。
今回は自生地としては有名な場所だし、かなり株数もありそうな気配だったので安心していたものの、ところがどうして久しぶりの苦戦を強いられることになった。
スキー場の中に生えているという話だったが、いくら探しても一つの個体すら見出せず、結局頂上まで徒歩で上がってしまうことに。
生まれて此の方スキーをしたのは中学生の時に学校から無理やり生かされたのが唯一の経験だが、休業期間にリフトを使わず、山の斜面を登るのは普通の登山より遥かにキツイ。
斜面にはそもそも徒歩で上がる為の道がついていない為、足の踏ん張りがきかないのだ。
成果が上がるなら多少のキツさは我慢も出来るが、今回は探せど探せど一向に見つからず、何かおかしいと思い、下山してジモティに尋ねてみたところ、スキー場内に見られたのは一昔前の話らしく、現在は難しいのではとのこと。
確実に見られる場所が一箇所だけあるが、時期的に一週間ほど早いのではないかという。
ハプニングの連続だが、ここまで来て何も見られないで帰宅するのは悲しいので、とりあえず詳しい場所を教えて貰って現地入りしたところ、孤高の生薬探偵を生薬の女神はお見捨てにはならなかった。
オキナグサは激レア種で、大阪では植栽しか見たことが無い。
昔、近畿植物同好会で活動を始めた頃、平野名誉会長に尋ねたことがあったが、40年ほど前に父鬼で観たのを最後に府下では目にしていないとのこと。
レッドデータブックには一応記載を見るので、絶滅こそしてはいないようだが、恐らくは一箇所にのみ残っているといった話だろうから、府下限定での探索は諦めて、GWに花を咲かせる養父市の自生地に折を見て足を運ぶつもりで居た。
それがコロナ騒動も重なった為、気が付けば6~7年伸びてしまっていた訳だ。
今回は自生地としては有名な場所だし、かなり株数もありそうな気配だったので安心していたものの、ところがどうして久しぶりの苦戦を強いられることになった。
スキー場の中に生えているという話だったが、いくら探しても一つの個体すら見出せず、結局頂上まで徒歩で上がってしまうことに。
生まれて此の方スキーをしたのは中学生の時に学校から無理やり生かされたのが唯一の経験だが、休業期間にリフトを使わず、山の斜面を登るのは普通の登山より遥かにキツイ。
斜面にはそもそも徒歩で上がる為の道がついていない為、足の踏ん張りがきかないのだ。
成果が上がるなら多少のキツさは我慢も出来るが、今回は探せど探せど一向に見つからず、何かおかしいと思い、下山してジモティに尋ねてみたところ、スキー場内に見られたのは一昔前の話らしく、現在は難しいのではとのこと。
確実に見られる場所が一箇所だけあるが、時期的に一週間ほど早いのではないかという。
ハプニングの連続だが、ここまで来て何も見られないで帰宅するのは悲しいので、とりあえず詳しい場所を教えて貰って現地入りしたところ、孤高の生薬探偵を生薬の女神はお見捨てにはならなかった。
オキナグサ(2022年4月28日/兵庫県養父市)
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