今年の亀活

昨年は意識して亀活をセーブした為、シーズン全体を通して僅かに五匹程度の釣果を上げたのみであったが、今年は醤油煮込という新メニューがレパートリーに加わったこともあって、出だしこそ遅くなったものの、後半は積極的な攻めに転じた。

久しぶりのガメラ級サイズ！

凶悪な表情をしていますがメス♀です。

このコは友人の中華料理店に進呈し、常連さんに振舞われました。

このギャングの親玉のようなイカツイすっぽんさんも中華料理店に進呈したのだが、あろうことか泥抜き中にウッカリ熱中症死させてしまったらしく、突然半泣きで電話がかかってくる事態に。

今年はサイズ面での記録更新は叶わなかったが、数量面では初の四匹という釣果を上げた日があった。

仕掛けは毎回九本入れるので、九匹以上釣れることは絶対に無いのだが、半数近くに掛ったというのは珍しい経験。

過去にも実は同じことがあったのだが、残念ながら其の時は一匹が糸を切って脱出に成功してしまった為、持ち帰れたのは三匹のみであった。

ちなみに、三匹は毎年一度くらいは持って帰れる日があって、四匹の壁が中々破れずに居たのである。

最後に、これは釣果とは関係ないのだが、シーズン初めは僅か1cmに満たないような超小型のヒルが相当数くっついていることに今年まで気が付かずにいた。

知らずに素手で触っていたこともあるが、よく吸い付かれなかったものだと今にして思えばゾッとする。

夜釣りの為、その時は暗くて小型のヒルなど肉眼では見えないし、泥抜きの初期はかなり水が濁るので、これまで気が付かなかったようだ。

剥がれたヒルは水換えの際に古い水と一緒に流れて行ってしまう為、この恐怖の現実を認識するまでに何年もかかってしまった訳である。