医人たちの晩餐会
- 2023/03/23
- 20:04
昨日は、さきたまオケラの会の大友一夫先生、浩気堂々主坂本浩司先生と特別合宿の為、かつらぎは天野の里へ。
高野山近くにある丹生都比売神社は“丹生”の二字を冠することからも分かるように、水銀関係の神社ながら、不思議とこれまで水銀ハンターの庵主未訪の地であった。
直前に天気予報が雨から晴れに変わってくれたのが有難い。
お宿は、最近二周年を迎えたばかりの南峰庵で、神社に隣接している。
一日一組限定のお宿で、屋号は日本画家だった女将の曾祖父 客殿南峰の画号に由来するとのこと。
女将は日本酒通らしく、結構な種類の地酒を取り揃えているようであった。
和歌山の地酒もあったが、今回一番美味しく感じたのは茨城は筑西の純米酒“来復”。
お料理はどれもシンプルながら、素材の良さを生かした健康的な内容。
地元産のこんにゃくは、山椒醤油で頂いたが、この御醤油が中々絶品で他にも色々合わせられそうな調味料だった。
今度自分でも作ってみたい。
鷄好きの庵主にはたまらない地鶏の茶碗蒸し。
女将のセンスなのか、焼き締め系の器に良いものが多かった気がする。
季節感満載!
大友一夫先生は存命者中最高峰の漢方医として庵主が最も敬服している秩父の名医。
お話の端々に鋭い洞察がキラリと光る。
この夜会が楽しくない筈がない。
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