医学の跡をたづねて②
- 2023/05/28
- 10:18
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これだけ古い連載だと、既訪の医史跡の記事であっても周辺の風景が全く違っている為、それだけでも値打ちがある。
連載第五回では堺が取り上げられており、以前拙ブログでも取り上げた契沖の碑も出ているが、右頁中段の竹田薬師院家の床の間など、今も此の状態で保持されているのだろうか。
また、左頁には行基菩薩生誕地と伝わる西区の家原寺が大きく写っているが、実はここは庵主が幼少時よく遊んだ場所で、門の傍にあった大きな蓮池が懐かしいが、いつの間にか埋め立てられて今はもう見ることが出来ない。
こんな古い時代の写真を見るのは私も初めてで、それだけでも此のアルバムを恵贈された意味があったというものだ。
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東京の回では、相良知安碑の移転前の写真が出ている。
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諏訪近くの永田徳本は何度か掃苔しているが、右頁に載る徳本遺愛の釜というのは初めて見る気がする。
富岡鉄斎の箱書があるそうだが、この小柴三郎氏蔵という釜は現存するのであろうか。
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博多の人参公園も懐かしいが、連載当時は未だ人参圃の痕が見られたようだ。
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