謎の百目鬼恭三郎
- 2023/06/10
- 11:40
国立国会図書館の個人向けデジタル化資料送信サービスが始まって早一年が過ぎた。
これまで地元図書館の端末で利用するしかなかったものが、在宅で時間を気にせず利用出来るようになり、便利な事この上ない。
出版社勤務の友人諸氏は、御国が出版不況の御先棒を担いでいるようなものと憤るが、これによって受ける恩恵は特に我々在野の研究者には計り知れないものがあると言う他ないようだ。
加えて昨秋から始まった資料の全文検索対応は、それ以上に研究を進展させるのに役立っている。
勿論、自動で文字を拾って来る訳だから、精度は十分とは言い難いどころか、甚だ杜撰で大いに改善の余地ありだが、それでも有るのと無いのとではそれこそ天地の差があろうというもの。
この二大革命(?)を受けての成果はおいおい公開して行くつもりであるが、しかし、そのせいで新たに出て来た謎もないではない。
若い頃愛読した『風の書評』の百目鬼恭三郎(1926~1991)は、庵主の最も影響を被った一人であるが、遥か昔にネットで検索して拾った画像が百目鬼その人であると長らく思い込んで来たけれど、とんだ思い違いであったことが此度判明した。
なるほど性格の悪そうな面構えで、これぞ百目鬼といった感じを醸し出している。
これなら騙されても無理のないところだろう。
しかし、個人送信により知ることが出来た百目鬼恭三郎とは、以下のような人物で想像していた風貌とは大分隔たりがある。
真の御尊顔を拝することが出来て感無量というところだが(未読の記事も大いに啓発されるものばかりであった)、そうなると長らく百目鬼づらで庵主を欺き続けたニセ百目鬼氏は一体全体何者なのだろうかという疑問が湧いて来る。
随分前に見付けたものなので、もとの記事は既に削除されているのか、確認することも叶わず、画像検索も行ってみたが、該当するものがない。
或いは朝日新聞の別の記者なのかと、思いつく限りの朝日の名物記者で検索をかけてみたけれど該当者ゼロにて謎は深まるばかり。
どなたか御心当たりの方は御教示くださいm(_ _)m
これまで地元図書館の端末で利用するしかなかったものが、在宅で時間を気にせず利用出来るようになり、便利な事この上ない。
出版社勤務の友人諸氏は、御国が出版不況の御先棒を担いでいるようなものと憤るが、これによって受ける恩恵は特に我々在野の研究者には計り知れないものがあると言う他ないようだ。
加えて昨秋から始まった資料の全文検索対応は、それ以上に研究を進展させるのに役立っている。
勿論、自動で文字を拾って来る訳だから、精度は十分とは言い難いどころか、甚だ杜撰で大いに改善の余地ありだが、それでも有るのと無いのとではそれこそ天地の差があろうというもの。
この二大革命(?)を受けての成果はおいおい公開して行くつもりであるが、しかし、そのせいで新たに出て来た謎もないではない。
若い頃愛読した『風の書評』の百目鬼恭三郎(1926~1991)は、庵主の最も影響を被った一人であるが、遥か昔にネットで検索して拾った画像が百目鬼その人であると長らく思い込んで来たけれど、とんだ思い違いであったことが此度判明した。
なるほど性格の悪そうな面構えで、これぞ百目鬼といった感じを醸し出している。
これなら騙されても無理のないところだろう。
しかし、個人送信により知ることが出来た百目鬼恭三郎とは、以下のような人物で想像していた風貌とは大分隔たりがある。
真の御尊顔を拝することが出来て感無量というところだが(未読の記事も大いに啓発されるものばかりであった)、そうなると長らく百目鬼づらで庵主を欺き続けたニセ百目鬼氏は一体全体何者なのだろうかという疑問が湧いて来る。
随分前に見付けたものなので、もとの記事は既に削除されているのか、確認することも叶わず、画像検索も行ってみたが、該当するものがない。
或いは朝日新聞の別の記者なのかと、思いつく限りの朝日の名物記者で検索をかけてみたけれど該当者ゼロにて謎は深まるばかり。
どなたか御心当たりの方は御教示くださいm(_ _)m
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