人とはちがふ道を歩く
- 2023/06/25
- 10:28
高島俊男顕彰碑(相生駅南第二公園内)
いつも与州窯へ行く際は明石大橋と大鳴門橋を渡る淡路島経由のルートを使うのだが、今回は立ち寄りたい場所が相生にあった為、久しぶりに瀬戸大橋を渡ることにした。
今年三月、駅前の公園に相生市制施行80周年記念事業として作られた高島俊男(1937~2021)の顕彰碑を観に行ったのである。
熱心な読者であったとは到底言えないが、講談社現代新書の『中国の大盗賊』は早くに読んでいるし、正月の暇つぶしにエッセイ集『お言葉ですが…』は全巻制覇したから、振り返れば気付かぬ内に結構な冊数に目を通しているようだ。
どれか一冊と言われれば、文句なしに『独断!中国関係名著案内』(1991年刊行、のち改題増補して『本と中国と日本人と』として2004年にちくま文庫入り)』 を挙げる。
良質な随想を書く人がどんどん少なくなって来た。
残念なことだ。
スポンサーサイト