金植会の御感想
- 2023/07/13
- 18:11
昨日は薬用植物観察会ではありがとうございました。
お天気にも恵まれ、初めての参加ではありましたが、とても興味深いものとなりました。
普段、雑草地だと思っていた場所がとても豊かな植生があり、我々ヒトに有効な薬成分を提供してくれる存在であったとは思いもしませんでした。
また、絶滅危惧種のハマビシ(蒺藜子)も観察できて感慨ひとしおです。
観察会後の懇親会でも、さらに皆さんと交流できてとても楽しいひと時でした。
感謝です。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
第1回目から毎回参加させていただいています。
日々の生活の中でも薬草を探しながら歩くようになり、休日には薬草見たさの登山をしています。
今回観察したエリアは先生に一度案内していただいており自分でも復習で何度か訪れた場所だったので、40種近く解説していただいたうち記録として撮影したのはたったの1種類でした。
知らない間に似ていて見分けにくい葉の判別や街中で見られる薬草の同定ができるようになっていたのだと嬉しく思いました。
また、薬草の写真を撮ったりメモを取ったりで精一杯だった頃に比べ、それぞれの生薬の働きを鍼灸治療に置き換えたり、その生薬が配合された漢方薬を思い出してみたりとなかなか体も脳もフル回転の大変充実した時間を過ごせたと思います。
そして、電車の移動中や懇親会中にも漢方や易占の話で盛り上がり本当に楽しい刺激のある1日となりました。
ありがとうございました!
今回で金匱植物同好会観察会に4回目参加させて頂きました。
初めて参加させて頂いた時はどれもこれも同じように見えていたのが、見て名前まで分かる植物や名前はすぐには出てこないが見たことはある植物が多くなって、自分の中にどれだけ知識として蓄積されてきているのかを確認する良い機会になりました。
観察会では自分が勉強したことがある、文献で文字として見たことがある植物が観察出来るとより興味が湧きました。
大阪府下では貴重な自生しているハマビシがその果実を乾燥させた蒺藜子が当帰飲子に入っている、肺疾患に使われる漢方を勉強していた時に出てきた白前、天門冬、梅毒の治療を勉強してきた時に出てきた土茯苓など聞いたことはあったけど、実際に初めて見る植物は興奮さえ感じました。
それ以外にも傷寒論などに掲載されている植物をたくさん観察出来ました。実際に当日観察できた植物は文献でどういう箇所で掲載されていて、効能がどのように書かれていて、どのような漢方方剤に使われているのかを調べるにおいて、フィールドワークで実際に見学をするとよりイメージがしやすくて、自分の中の生薬の知識をアップデートさせやすく、本当に生薬を勉強するに良い機会となりました。
当日、引率、レクチャーして頂きました蒼流庵先生、本当にありがとうございました。
ほぼ雨確実という天気予報の中で、ほとんど雨にも当たらず日差しも厳しくはなかったので、いいコンデションで観察ができたと思います。
まず、先生の情報量と引き出しの多さにびっくりしました。
薬草、効果効能、化石、歴史、中国古典などと頭の中でリンクされておられ、それをわかりやすく説明して頂いてありがたかったです。
うちの近所も山が多いのですが、今回教えて頂いた薬草は、見たことがあるものも多かったです。(ヤマゴボウ ジュズダマなど)
葉、根、実、なぜこの植物はこの部位を使ったら良いと、昔の方はどのように研究していたのだろうと思いながら、観察をしていました。
薬草を観察をするという勉強とは別に、私にとっては久しぶりのハイキングみたいな体験であり、おしゃべりをしながらのウォーキングは楽しいなと感じた1日でした。
ありがとうございました。
金匱植物同好会に5回目の参加です。今回のフィールドは海辺ということもあり、今までと違った学びがありました。
まず先生のお言葉「海浜性の植物は自然海岸が全国的に急速に消滅していることから、年々その希少性を増しています」は生きた薬草をみていないと、実感できない言葉だと思います。
それが証拠に、海浜性の植物を実に意外な場所で見学させていただきました。
一旦絶滅したと認定された植物の自生地を見つけるのに本当に地道な調査と執念に似た情熱とを要したことだと想像します。
また「薬草園で見学するのと、自然の中で薬草をみるのとは違います」との先生の言葉が大いに実感できる回でした。
自然の中の薬草は栽培されたものと違って、個体ごとに様々な姿を見せてくれます。
これを繰り返し繰り返し見ることで“目が慣れてくる”ことに気づきます。
そしてこの“養われた目”は次の日もしばらく続きます。
一方、薬草園だと同じ植物を繰り返し観ることがありません。
譬えるなら檻の中の動物をみる動物園のようなものでしょうか。
ですので、観察会が終わると翌日には知識も薄れ、養われた目も失われること必至です。
この点、薬草園見学会とは全く異なる良さが金匱植物同好会にあると思われます。
また先生のレクチャーは薬草の知識だけでない点が素晴らしいです。
今回は易学の一節を紹介していただき二つの分野から記憶に残る説明をしていただきました。
他にも考古学の情報など、毎回先生の碩学には驚嘆します。
曇天だったとは夏の暑い中、引率・レクチャーしてくださりありがとうございました!
次回のフィールドワークも楽しみにしております。
楽しかったです。ありがとうございました!
先日は観察会ありがとうございました。
はじめての参加でしたが、終始なごやかな雰囲気で楽しい時間をすごすことができました。
そして身近なところで見ることが植物の中に生薬となり得るものがたくさんあることに驚きました。
ヤマノイモ、アオツヅラフジ、オニドコロなどの見分けは回数を重ねていかないと、わかった気になっても1人で観察すると難しいですね。意識してみていこうと思います。
自宅の庭にはえているのはヤマノイモだと聞いていたのですが、あらためて葉を観察してみると特徴はどうもナガイモのようです。
タイミングをみてほって確認してみようと思っています。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
お天気にも恵まれ、初めての参加ではありましたが、とても興味深いものとなりました。
普段、雑草地だと思っていた場所がとても豊かな植生があり、我々ヒトに有効な薬成分を提供してくれる存在であったとは思いもしませんでした。
また、絶滅危惧種のハマビシ(蒺藜子)も観察できて感慨ひとしおです。
観察会後の懇親会でも、さらに皆さんと交流できてとても楽しいひと時でした。
感謝です。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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第1回目から毎回参加させていただいています。
日々の生活の中でも薬草を探しながら歩くようになり、休日には薬草見たさの登山をしています。
今回観察したエリアは先生に一度案内していただいており自分でも復習で何度か訪れた場所だったので、40種近く解説していただいたうち記録として撮影したのはたったの1種類でした。
知らない間に似ていて見分けにくい葉の判別や街中で見られる薬草の同定ができるようになっていたのだと嬉しく思いました。
また、薬草の写真を撮ったりメモを取ったりで精一杯だった頃に比べ、それぞれの生薬の働きを鍼灸治療に置き換えたり、その生薬が配合された漢方薬を思い出してみたりとなかなか体も脳もフル回転の大変充実した時間を過ごせたと思います。
そして、電車の移動中や懇親会中にも漢方や易占の話で盛り上がり本当に楽しい刺激のある1日となりました。
ありがとうございました!
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今回で金匱植物同好会観察会に4回目参加させて頂きました。
初めて参加させて頂いた時はどれもこれも同じように見えていたのが、見て名前まで分かる植物や名前はすぐには出てこないが見たことはある植物が多くなって、自分の中にどれだけ知識として蓄積されてきているのかを確認する良い機会になりました。
観察会では自分が勉強したことがある、文献で文字として見たことがある植物が観察出来るとより興味が湧きました。
大阪府下では貴重な自生しているハマビシがその果実を乾燥させた蒺藜子が当帰飲子に入っている、肺疾患に使われる漢方を勉強していた時に出てきた白前、天門冬、梅毒の治療を勉強してきた時に出てきた土茯苓など聞いたことはあったけど、実際に初めて見る植物は興奮さえ感じました。
それ以外にも傷寒論などに掲載されている植物をたくさん観察出来ました。実際に当日観察できた植物は文献でどういう箇所で掲載されていて、効能がどのように書かれていて、どのような漢方方剤に使われているのかを調べるにおいて、フィールドワークで実際に見学をするとよりイメージがしやすくて、自分の中の生薬の知識をアップデートさせやすく、本当に生薬を勉強するに良い機会となりました。
当日、引率、レクチャーして頂きました蒼流庵先生、本当にありがとうございました。
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ほぼ雨確実という天気予報の中で、ほとんど雨にも当たらず日差しも厳しくはなかったので、いいコンデションで観察ができたと思います。
まず、先生の情報量と引き出しの多さにびっくりしました。
薬草、効果効能、化石、歴史、中国古典などと頭の中でリンクされておられ、それをわかりやすく説明して頂いてありがたかったです。
うちの近所も山が多いのですが、今回教えて頂いた薬草は、見たことがあるものも多かったです。(ヤマゴボウ ジュズダマなど)
葉、根、実、なぜこの植物はこの部位を使ったら良いと、昔の方はどのように研究していたのだろうと思いながら、観察をしていました。
薬草を観察をするという勉強とは別に、私にとっては久しぶりのハイキングみたいな体験であり、おしゃべりをしながらのウォーキングは楽しいなと感じた1日でした。
ありがとうございました。
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金匱植物同好会に5回目の参加です。今回のフィールドは海辺ということもあり、今までと違った学びがありました。
まず先生のお言葉「海浜性の植物は自然海岸が全国的に急速に消滅していることから、年々その希少性を増しています」は生きた薬草をみていないと、実感できない言葉だと思います。
それが証拠に、海浜性の植物を実に意外な場所で見学させていただきました。
一旦絶滅したと認定された植物の自生地を見つけるのに本当に地道な調査と執念に似た情熱とを要したことだと想像します。
また「薬草園で見学するのと、自然の中で薬草をみるのとは違います」との先生の言葉が大いに実感できる回でした。
自然の中の薬草は栽培されたものと違って、個体ごとに様々な姿を見せてくれます。
これを繰り返し繰り返し見ることで“目が慣れてくる”ことに気づきます。
そしてこの“養われた目”は次の日もしばらく続きます。
一方、薬草園だと同じ植物を繰り返し観ることがありません。
譬えるなら檻の中の動物をみる動物園のようなものでしょうか。
ですので、観察会が終わると翌日には知識も薄れ、養われた目も失われること必至です。
この点、薬草園見学会とは全く異なる良さが金匱植物同好会にあると思われます。
また先生のレクチャーは薬草の知識だけでない点が素晴らしいです。
今回は易学の一節を紹介していただき二つの分野から記憶に残る説明をしていただきました。
他にも考古学の情報など、毎回先生の碩学には驚嘆します。
曇天だったとは夏の暑い中、引率・レクチャーしてくださりありがとうございました!
次回のフィールドワークも楽しみにしております。
楽しかったです。ありがとうございました!
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先日は観察会ありがとうございました。
はじめての参加でしたが、終始なごやかな雰囲気で楽しい時間をすごすことができました。
そして身近なところで見ることが植物の中に生薬となり得るものがたくさんあることに驚きました。
ヤマノイモ、アオツヅラフジ、オニドコロなどの見分けは回数を重ねていかないと、わかった気になっても1人で観察すると難しいですね。意識してみていこうと思います。
自宅の庭にはえているのはヤマノイモだと聞いていたのですが、あらためて葉を観察してみると特徴はどうもナガイモのようです。
タイミングをみてほって確認してみようと思っています。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
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