Kawaiケロク
- 2023/09/16
- 10:33
易学講座を受講されているKawai先生は日曜大工を趣味とされているそうで、麒麟ケロクを御覧になって、これなら自分でも出来そうだと製作を思い立たれたらしい。
紫檀や黒檀等の唐木は数年前にワシントン条約に於ける取り扱いが厳しくなって、価格も上昇傾向にあるのだが、ネット上では安価な出物がまだまだあるから、それらを購入してケロク製作に没頭する日々とのことだ。
一番最初に作られた縞黒檀製のKwaiケロクは、脚を雲形(確か職人の世界ではヒヨドリというらしい)に加工するのが難しかったらしく、木ダボで留めて回転させられるタイプにしてみたと、七月の金植観察会に持参して見せて下さった。
初号機とは言え、もっと粗悪な作りのケロクが出回っていることを考えると中々の出来栄えと言えよう。
下半分が白いものも一応縞黒檀なのだが、黒檀というよりも寧ろ黒柿のような雰囲気があって面白い。
このように白い部分があると黒檀材としては評価が下がるのだが、個人的には単調な黒さよりグラデーションになっている方が見ていて飽きが来ない気がする。
既に何人かの受講者さんが購入されたそうで、謙虚なKwai先生は素人作なので恐縮しますと仰るのだが、よく考えてみれば自身易学徒である人が製作しているケロクというのは、また違った感動がありはすまいか。
前面のほうが大きく写るので、後ろのKawaiケロクのほうが迫力不足に見えなくもないが、どちらも厚板につき十分過ぎる貫禄を放っていて申し分ない。
紫檀や黒檀等の唐木は数年前にワシントン条約に於ける取り扱いが厳しくなって、価格も上昇傾向にあるのだが、ネット上では安価な出物がまだまだあるから、それらを購入してケロク製作に没頭する日々とのことだ。
一番最初に作られた縞黒檀製のKwaiケロクは、脚を雲形(確か職人の世界ではヒヨドリというらしい)に加工するのが難しかったらしく、木ダボで留めて回転させられるタイプにしてみたと、七月の金植観察会に持参して見せて下さった。
初号機とは言え、もっと粗悪な作りのケロクが出回っていることを考えると中々の出来栄えと言えよう。
花梨材にも挑戦しているうち、ケロクだらけになってしまったようだ。
下半分が白いものも一応縞黒檀なのだが、黒檀というよりも寧ろ黒柿のような雰囲気があって面白い。
このように白い部分があると黒檀材としては評価が下がるのだが、個人的には単調な黒さよりグラデーションになっている方が見ていて飽きが来ない気がする。
既に何人かの受講者さんが購入されたそうで、謙虚なKwai先生は素人作なので恐縮しますと仰るのだが、よく考えてみれば自身易学徒である人が製作しているケロクというのは、また違った感動がありはすまいか。
庵主は2cmほどの厚めの花梨材で出来た作品をプレゼントして頂いた。
縮杢が綺麗に入った逸品で、個人的には黒檀よりこちらの方が好みに合っている。
安井ケロクと並べて撮影してみた。
前面のほうが大きく写るので、後ろのKawaiケロクのほうが迫力不足に見えなくもないが、どちらも厚板につき十分過ぎる貫禄を放っていて申し分ない。
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