木之宮ケロク&筮筒
- 2023/09/19
- 18:09
少し前から交流させてもらっている本筮易家の木之宮先生は、目下筮具製作の苦労を分かち合える殆ど唯一と言って過言ではない易法家で、御自身で工房を探されては象牙賽から算木、ケロクと、ありとあらゆる筮具をオリジナルで作られている。
上掲は先生に撮影して頂いた木之宮ケロクだが、実は先日の安井ケロクは、此のケロクの寸法を参考に作って貰ったものである。
麒麟ケロクは短いもので50cmあるので、もう少しコンパクトなケロクが欲しいと思っていたのだ。
一時期、古物で亀の彫刻を購入し、後背部を削って筒をくっつけるのはどうだろう等と夢想したこともあるのだが、綺麗に仕上げられる自信が無くて結局断念した。
持ち運びにかなりの注意が必要になりそうだが、平成以降、いな昭和期でさえ、新たにこんな筮筒を拵えたという易占家は居るのだろうか。
孰れにせよ、大変な凝りようと言う他あるまい。
そう言えば、一昔前の日本画などを見ても、縁起物としての亀には奇妙な鬚状のしっぽが付いているが、これは一体何なのだろうか?
上掲は先生に撮影して頂いた木之宮ケロクだが、実は先日の安井ケロクは、此のケロクの寸法を参考に作って貰ったものである。
麒麟ケロクは短いもので50cmあるので、もう少しコンパクトなケロクが欲しいと思っていたのだ。
極め付きは、亀の台座がついた筮筒で、流石にこれは私も製作していない。
一時期、古物で亀の彫刻を購入し、後背部を削って筒をくっつけるのはどうだろう等と夢想したこともあるのだが、綺麗に仕上げられる自信が無くて結局断念した。
持ち運びにかなりの注意が必要になりそうだが、平成以降、いな昭和期でさえ、新たにこんな筮筒を拵えたという易占家は居るのだろうか。
孰れにせよ、大変な凝りようと言う他あるまい。
そう言えば、一昔前の日本画などを見ても、縁起物としての亀には奇妙な鬚状のしっぽが付いているが、これは一体何なのだろうか?
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