岡白駒~京都易儒墓参録~
- 2014/05/10
- 20:59
岡白駒墓(迎称寺・左京区浄土寺真如町)
岡白駒(1692~1767)は、播磨網干の人で、名は白駒、字は千里、通称は太仲、号を龍洲といった。
初め医を学び、のち儒者となって、江戸と長崎に遊学し、中年に京都に門戸を開いた。
初め朱子学、のち古注により、古典の注釈を多く著し、白話小説の翻訳も多く行っている。
延享(1744-48)の頃、佐賀藩の支藩である蓮池藩に儒官として仕えた。
同じく蓮池藩に仕えた河野恕斎 ( 1742~1779)は、白駒の長男である。
易書として
『易経蒙引勘合釈解』
『周易解』
がある。
墓所がある迎称寺は、昨日紹介の大興寺に隣接している。
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