奥田尚斎~大阪易儒墓参録~
- 2014/05/22
- 18:35
奥田尚斎墓(一心寺・大阪市天王寺区逢阪)
奥田尚斎(1729~1807)は、享保14年に姫路に生まれ、名は元継、字は志季といい、尚斎・松斎・拙古・仙楼と号した。
初め那波氏で、のち妻の奥田姓を名乗る。
兄の那波魯堂(1727~1789)とともに京都で岡白駒(1692~1767)に学び、のち大阪に家塾を開いた。
特に春秋左氏伝に精通し、『左占指象』などの著書がある。
ナウ過ぎる一心寺の仁王さん
奥田尚斎の墓所がある天王寺区の一心寺は、天王寺公園の北隣にある法然上人ゆかりの名刹であるが、平成九年に彫刻家の神戸峰男氏(1944~)によって制作されたナウ過ぎる仁王像も中々の見ものである。
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