四天王寺易学供養塔護持会
- 2013/11/03
- 19:17
易学供養塔
今日は四天王寺で年一回営まれる易学供養塔護持会の法要の日である。
年に一度の楽しみである此の法要への参列が、蒼流庵主人の易人生における大きな転機となった。
開眼法要で挨拶する紀藤先生(1971年)
易学供養塔は、正式名称を易学先師先覚合祀供養塔といい、紀藤元之介先生が中心となって四天王寺の墓地に建立されたもので、聖徳太子から高島嘉右衛門まで、少しでも易に関わりのありそうな人物が片っ端から合祀されており、1973年に完成した。
背景の少し棟方志功を彷彿とさせる壁画は田島康義氏の作で、壁画上の標識文字は加藤大岳先生による揮毫。
他にも到るところに愛好家を唸らせる心憎い工夫が凝らされており、易を学ぶ人の全てが参拝すべきものであると思う。
毎年11月には鬼籍に入られた建立時の寄進者を中心に、六時礼讃堂で合祀の法要が執り行われている。
開眼法要の様子(1971年11月)
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