八田華陽~東京易儒墓参録~
- 2014/06/26
- 18:20
八田華陽墓(唯念寺・台東区元浅草2丁目11−3)
八田華陽(1762~1817)は、宝暦12年に三河(愛知県)額田郡法性寺村で生まれ、名は繇、字は靖民、通称は大二郎・泰次郎といい、華陽と号した。
江戸に出て井上金峨(1732~1784)に学び、江戸で子弟に教授した。
18年ほど浅草寺域に住したが、世事に疎かったという。
易書には
『周易説統』
がある。
墓碑は、浅草の唯念寺に現存するが、同寺の墓地ではなく、中庭の隅にこの墓碑ひとつだけ別に安置されている。
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