稲葉迂斎墓(龍光寺・文京区本駒込1-5-22)
稲葉迂斎(1684~1760)は、貞享元年に佐倉藩士鈴木正則の男として南麻布で生まれ、名は通経・正義、通称は十五郎・十左衛門といい、迂斎と号した。
三宅尚斎(1662~1741)・
佐藤直方(1650~1719)・
浅見絅斎(1652~1712)に崎門学を学ぶ。
正徳5年(1715)に肥前唐津藩に仕え、藩校盈科堂の教授を務めた。
また、諸侯からも招聘されて進講した。
易書に
『易講義』
『易本義筆記』
がある。
次男の稲葉黙斎(1732~1799)も易に詳しかった。
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