近代日本易学小史
- 2013/11/15
- 19:25
四天王寺の易学供養塔建立を記念して、昭和48年に関係者に配られた小冊子。
易学供養塔以外にも
昭和30年の真勢中州墓修復および生誕200年記念大法要
昭和31年の高島先生顕彰碑建立
昭和32年の水野南北生誕200年記念大法要
昭和36年の新井白蛾顕彰および170回忌法要
等についての記録が収載されており、生前の紀藤先生らの貴重なショットも載せられている。
昭和30年以後の『易学研究』『実占研究』の抜粋記事を中心として構成されており、編集は有馬正純先生、野勢幹男先生、石本有孚先生の三常務理事が担当された。
実は、此の冊子は私が易学供養塔護持会に参加する奇縁を齎したもので、冊子の入手は数年前の11月の第一金曜日であった。
早速、供養塔を見に四天王寺に向かったが、到着した時には墓地の閉門時間である16時を少し過ぎてしまっており、仕方なく事務所へ行って、供養塔の現存だけでも確認しようと尋ねると
「明後日、年に一度の供養塔護持会の日ですから、当日行かれてはどうですか?」
と、集合時間と場所を教えてもらったのである。
当日は勿論飛び入り参加となったわけであるが、温かく迎えて頂き、以後毎年欠かさず参列を続けている。
参加者が多かった時代はともかく、最近では飛び入り参加の例はないらしい。
蒼流庵主人を御導きになったのが、紀藤先生か、はたまた合祀されている易学先哲の何方かの霊であるのか、それとも易神そのものであるのか、私の理解を超えたことではあるが、きっと何か意味があるに違いない。
スポンサーサイト