栄西禅師生誕旧跡地~医史跡番外編~
- 2015/03/14
- 08:46
栄西禅師生誕旧跡地
栄西(1141~1215)といえば、平安末から鎌倉初にかけて活躍した禅僧で、臨済宗の開祖として知られているが、『喫茶養生記』の著者でもあり、泉湧寺の医聖堂にも合祀され、橘輝政の『日本医学先人伝』も其の伝を載せていることから、ここにその事跡を医史跡番外編として御紹介する次第。
栄西は、永治元年に吉備津神社の権禰宜賀陽貞遠の第二子として生まれたが、当地に何ら遺跡が無かった為、旧邸の一つを選び、1972年に建てられたのが、茶碗を象った写真の石碑である。
ここは、以前御紹介した福田会の易塚からもほど近い位置にあり、吉備津来訪の際は、ぜひ易塚と共に栄西禅師生誕の地にも足を運んで頂きたいと思う。
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