2015年は、日本易学中興の祖・
新井白蛾先生の生誕300年に当たっていることから、生誕祭と言っては大袈裟だが、顕彰を兼ねたちょっとした集まりをと、昨夏から計画して準備を進めて来た。
当初は一般参加も募る算段であったが、新幹線開通に伴う混雑なども予想されたので、今回は斯界の第一人者たる奈良場勝先生を顕彰会会長として、青木良仁先生、加賀井養賢先生、蒼流庵主人の四名での決行を目論んでいたものの、青木先生がお仕事の都合で参加が難しくなり、最終的には三人で集まることになった。
加賀井先生と蒼流庵主人は、昼過ぎに金沢駅で落ち合い、先ずは予約していた
茶寮不室屋でランチ。
茶寮不室屋は、昭和57年に開設された日本初の麩料理専門店で、おしながきはスウィーツを除き、麩久箱膳(2592円)のみ。
カラフルな見栄えでお味も中々のもの。
茶寮不室屋を出て、金沢城公園を少し散策した後、
石川県立美術館へ向かい、有名な仁清の雉の香炉などを鑑賞して、奈良場先生と合流する為、再び金沢駅へ。
合流後、駅構内の酒屋で晩酌用の地酒を購入し、バスで50分ほど揺られながら、宿泊先の湯湧温泉へ。
同温泉は、『花咲くいろは』なるアニメの舞台になったところだそうで、放映以降、全国からファンが訪れ、聖地巡礼の名所ともなっているという。
イヤらしい内容のアニメかと思わず眉をひそめたが、加賀井先生によるとそうでもないらしい。
今回宿泊したのは、温泉街でも比較的奥にある山音(やまね)。
夕食まで少し時間があったので、温泉で旅の疲れを癒し、健康不安を抱えるマエストロに加賀井先生がユニバーサル・アトランティック・ライジング・ヒーリングを施す。
「なんという優しくて柔らかいエネルギーなのだろう・・・。まさにユニバーサルだ!」と奈良場先生。
夕食は囲炉裏を囲んで戴く形式で、席数が限られている為、早めに予約しておいて良かったと安堵する。
食後は、お休み処<月ヶ原>へ移動し、易占大会。
北斗晶さんの今後や真木よう子さんの離婚、次期NHK朝ドラの視聴率など、気になる占題はいくらでもある。
お休み処<月ヶ原>で歓談する加賀井先生(左)と奈良場先生(右)
就寝後も奈良場先生は突出した存在感を遺憾なく発揮され、庶民とマエストロとの格の違いを今更ながらに感じさせられた次第。
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