日本医史学会関西支部2015年総会・秋季学術集会
- 2015/11/15
- 23:27
今日は天王寺にある大阪市立大学医学部学舎にて開催の日本医史学会関西支部の集まりに参加して来た。
実は庵主は市大病院で生まれており、8年ほど前にも仕事で一度足を運んでいるので、今日が三度目、久しぶりの市大医学部である。
案内では開場9時で庵主が建物前に到着したのが9時5分ほど過ぎた頃だったのだが、まだ案内の張り紙もされておらず、建物をグルリと一周した揚句おかしな処へ入り込んでしまい一苦労させられた。
今日は京都で鍼灸の学会があったらしく、人の入りは疎らで閑散としていたが、見知りの顔もチラホラあって一安心。
医史学会は東洋医学だけでなくオランダ医学なども扱うので、興味のあるテーマは半分以下といったところだが、猪飼先生の「四川成都老官山の漆経穴人形再考」や吉川先生の「本居宣長『折肱録』に見る在京医学修行の一側面」、松岡先生の「明治期の新聞に見る浅田宗伯とその塾生たち」など面白く拝聴した。
「大村達斎の墓碑名」と題した墓石ネタもあったが、終了後に誰からも感想質問の声が挙がらず、ハカマイラーの端くれとして何らかのエールを送るべきかとも思われたが、何せ蘭方医にはさっぱり興味が湧かないので、気の利いたコメントをする自信もなく、そのままスルー。
何を言いたいのかさっぱり分からない発表もあったが、参加費2000円の元は何とか取れたような気はする。
運勢は事前に筮して風山漸四爻と出ていたので、そこまでの大当たりは期待していなかったが、そこそこの満足感はあった。
演者および座長の皆様お疲れさまでしたm(_ _)m
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