蒼流庵随想をご覧の皆様、新年明けましておめでとう御座います。
過ぎ去りし2015年は皆様にとってどんな年だったでしょうか?
楽しからざる一年だった方は、陰徳を積んで開運し、2016年をハッピーな一年にしましょう。
良き一年だったというラッキーな方は、今年は更に開運招福して、より良き一年にしたいですね。
さて、元旦につき、恒例の年筮と行きたいところですが、今回は無筮立卦によって卦を得ました。
最初は、筮竹で立てるつもりだったのですが、車を運転していて赤信号で停車した際、立て続けに二台の車のナンバーが強烈な印象で視界に入って来ました。
ちょうど、今日は年筮をとらなきゃなと考えていた瞬間の出来事でしたので、期せずして易神の啓示を得たに違いありません。
得卦は、一台目のナンバーが“1025”なので「地天泰之風沢中孚」、二台目が“395”なので「天火同人五爻」。
これまでの年筮は今一つパッとしないものが続きましたが、今回は中々幸先の良い雰囲気が漂っています。
表出された三卦共、ニュアンスの違いはありますが、どれにも和合の意が見え隠れしています。
地天泰は上下全て爻が応じており、天地の気が交わる卦で、風沢中孚は内なる真心が人を感動させる卦、天火同人は同じ志を持つ者同士が協同一致する道を説く卦です。
また、同人の九五の爻には「人に同じくするに、先には號咷して後には笑う。大師克ちて相遇う」の辞があり、これは九五が初め九三と九四に隔てられ、六二を得る事が出来ないかも知れぬと思い、憂え悲しんで泣き號ぶものの、剛強なる九三九四に大軍を動かして之に打ち勝ち、後には六二と相遇うことを得、大いに喜んで笑うというのですが、年筮にこの爻を得たということは、年の後半に大いに喜んで笑うようなことがあるのでしょうか。
泰之中孚を観ると、泰卦は吉卦ながら勢いが穏やかで、それが風沢中孚というより勢いのある卦(卦意も泰より勢いがあると観て良いと思うが、大離の象でもあることに注意したい)に変じています。
或いは、中孚など接吻の象とも言われ、恋愛占などには殊に吉意をとることがありますが、ひょっとして年の後半に広末涼子ちゃんや東京都のヤジられ都議さんの如き清楚系美女とのアバンチュールが待ち受けているのでしょうか!?
これは実に楽しみです。
帰宅してから、今年の方針を筮してみたところ、雷水解の初爻を得ました。
辞は短く単に「无咎」とだけあって、何だか物足りませんが、解は卦序では蹇の次に置かれ、雪解けの卦ともされています。
桃栗三年柿八年 だるまは九年 俺は一生と思っていましたが、ようやく蒼流庵主人にも雪解けの季節が来たのでしょうか。
解は坤を以て離を包む包卦でもあり、ここにも離の象が見え隠れしているのが印象的です。
また、解の彖伝には「往きて衆を得るなり」の辞が見え、大象伝には「君子もって過を赦し、罪を宥む」とあって、この卦にも包容や和合のニュアンスが感じられなくもありません。
この場合は方針を占っているので、卦辞の「西南に利し」などは具体性があって、気に掛ります。
そういえば、今年は四国に行く予定があります。
我が家から見れば西南です。
おおッ!!そういえば、広末涼子ちゃんは高知の出身では御座いませんか!!
目的地は愛媛ですが、高知にも寄ってみようかしら。
兎に角、四国行きが一層楽しみになって来ました。
卦辞では「往くところ有れば、夙くして吉」とも言っていますが、ナント、四国行の予定は来月なのですよ、フッフッフ・・・
彖伝には「険にしてもって動き、動きて険を免る」ともあって、これも心に留めておきたいところです。
加賀井先生はかねてより「広末はヤバい!あれは絶対に危険だ!清楚ならあんなタトゥだらけの奴と結婚するはずがない!」と言われているので、まさかとも思いますが、この険は涼子ちゃん??
いやいや、あんな美しい女性が険な訳ないよね。
兎に角、皆様も幸多き一年でありますように。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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