久々に台湾から勝昌のボトルを取り寄せた。
前回の発注は昨年の5月だったから、もう半年以上空いている訳だ。
最初の頃は3カ月に一度くらいは発注をかけていたのだが、どうしても最初は物珍しさから不要なものまでついついオーダーしてしまって、結局は持て余すことになるものの、それはそれで楽しんでいた。
しかし、段々自分の使うものが絞れて来ると、そういうことも無くなって来るので、俄然発注回数も減り、一昨年あたりから、半年に一度くらいの注文になって来ていた。
自分の分だけだと送料やら何やら割高になる為、最近は周囲の漢方家諸氏方々にお声掛けして、抱き合わせて購入していたのだが、7か月も空くと他の方は欲しいものが溜まってくるようで、今回は一度の発注額としては過去最高を記録した。
台湾の製品は日本と違って価格の改定がかなり頻繁にあるようで、毎回ジリジリと定価が上がって来ている。
それでも、随分安いので、気軽に注文しているのだが、注文し出した頃の値段を知っていると、ムムムとなってしまう。
今回の目玉はこのあたり
今回は、“鬼の校正”として、おけらの会員諸氏を震え上がらせているM先生に初めてお声掛けしたのだが、さすがに通なものばかり所望された。
阿膠の単味(100g)を初めて発注したのだが、びっくりするほど高くて、これまでの単味の最高額だった半夏を軽く凌駕したばかりか、一番高かった抵当湯(200g)に迫る値段だった(グラム価格では阿膠の方がずっと高い)。
阿膠なんてそんなに使う薬でもないような気がするのだが、或いはロバちゃんに何か異変でも起こっているのだろうか。
少し興味が湧いたので、手元にある勝昌リスト記載の定価を調べてみた(やや古いリストなので、現在も同じ値段である保証はないが)。
高い順から、人参=1280、白及=1100、紫河車=930、三七=900、阿膠=800、天麻・酸棗仁=620、燈心草=600・・・
一般に高価なイメージのある柴胡が260となっているのは、何だか意外。
あ、ちなみに単位は台湾ドルね。
ちなみに、200gの複方だと、小柴胡湯=510、桂枝湯・葛根湯=310ってな具合だ。
御所望の先生方、明日明後日には届く手筈なので、今しばらくお待ちくだされ。
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