遠隔複写
- 2016/04/04
- 18:08
国会図書館の遠隔複写は、実に有難いサービスで、庵主は頻繁に利用している。
この頃は、随分古い論文も検索にかかるようになって来て、一週間ほど待てば、地方に居ながら、それら貴重な情報にアクセスすることが出来るのは大変嬉しいことだ。
勿論、全ての論文が検索可能かと言えば、そんなこともないのだが、それでも、一昔前とは隔世の感があって、我々が情報技術の進歩から受ける恩恵には多大なものがある。
一枚税抜24円の複写料金は、来館して自ら複写する手間を考えれば決して高くない。
このサービスが無ければ、自分の研究も大幅に遅れていただろうと思う。
勿論、不満もないではない。
古い電子資料など、画質が悪くて、文字がよく読みとれないことがあって、これはもうちょっと何とかならないものかと思うし、周囲に余分な余白がある分、肝心の本文が小さくなっているのも気に食わない。
また、東京本館の資料を指定して依頼しても、関西館に所蔵があるものは、関西館から送られて来るので、複数の資料について依頼すると、大抵の場合、税抜150円の発送事務手数料と送料(実費)が倍かかってしまう。
本館の業務負担を軽減するための措置なので、仕方のないことと頭では解っているのだが、貧乏人には何だかモヤっとさせられるところがある。
それから、届いた論文を精査すると、どうしても末尾の参考文献が気になってくるのは、庵主ひとりの悪癖ではなく、研究者の誰もが持つ、否、持っているべき習性だが、これが結局は次の複写依頼につながるので、キリがないのが悩ましい。
この頃は、随分古い論文も検索にかかるようになって来て、一週間ほど待てば、地方に居ながら、それら貴重な情報にアクセスすることが出来るのは大変嬉しいことだ。
勿論、全ての論文が検索可能かと言えば、そんなこともないのだが、それでも、一昔前とは隔世の感があって、我々が情報技術の進歩から受ける恩恵には多大なものがある。
一枚税抜24円の複写料金は、来館して自ら複写する手間を考えれば決して高くない。
このサービスが無ければ、自分の研究も大幅に遅れていただろうと思う。
勿論、不満もないではない。
古い電子資料など、画質が悪くて、文字がよく読みとれないことがあって、これはもうちょっと何とかならないものかと思うし、周囲に余分な余白がある分、肝心の本文が小さくなっているのも気に食わない。
また、東京本館の資料を指定して依頼しても、関西館に所蔵があるものは、関西館から送られて来るので、複数の資料について依頼すると、大抵の場合、税抜150円の発送事務手数料と送料(実費)が倍かかってしまう。
本館の業務負担を軽減するための措置なので、仕方のないことと頭では解っているのだが、貧乏人には何だかモヤっとさせられるところがある。
それから、届いた論文を精査すると、どうしても末尾の参考文献が気になってくるのは、庵主ひとりの悪癖ではなく、研究者の誰もが持つ、否、持っているべき習性だが、これが結局は次の複写依頼につながるので、キリがないのが悩ましい。
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