伝統医療文化国際ワークショップ2016
- 2016/04/17
- 23:37
今日は久しぶりに京都大学の人文科学研究所にて開催の「伝統医療文化国際ワークショップ2016」に参加して来た。
昨年のワークショップと同じく、韓国の研究者を中心にした講演会で、日本人の演者は矢数道明先生の令孫・矢数芳英先生お一人。
韓国側からは4人の演者が発表されたが、通訳を挟むからか、前回同様いま一つ勢いに欠けるところがあって、どうも集中力が持続しない。
さらに集中力をそがれる要因となったのが、一眼レフを駆使するホステス風のあんよの綺麗なネエちゃんの存在だ。
トリを務められた矢数先生の発表は、森道伯を始祖とする一貫堂医学の歴史を中心に、日本の漢方復興運動を絡めて話された。
庵主はさして昭和漢方に興味がなく、戦中戦後の漢方復興運動にも関心が薄いので、一貫堂についても「森道伯」「スペイン風邪」「三大証五処方」といった幾つかのキーワードが脳内を脈絡なく漂っているに過ぎなかったが、先生の講演を拝聴して、概要が一応頭に入ったのが今回の収穫と言えば言えようか。
今回は、沖縄での国際東洋医学会に参加者をとられていたようで、いつもなら来ているはずのお馴染みさんの顔が数名見えなかったのは如何にも淋しい。
“現代の神農”顔焜榮先生の講演もあったらしいので、懐具合に余裕があれば庵主も沖縄に行っていただろうけれども。
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