蒼流庵蔵書あれこれ~其の参~
- 2016/08/16
- 18:35
『野口晴哉著作全集』は、現在全生社から入手出来る本で構成されている巻が大半なので、著述年代が古くて現在入手出来ないものを収めた一、二巻のみ直ぐに取り出せる処に置いてある。
顔先生の飲片図鑑はいずれご紹介する予定。
粟島先生の日本漢方の古典三部作、岩本裕の仏教語辞典は既に蒼流庵随想にてご紹介している。
最近、よく利用する書籍たち。
『邪馬台の美姫』は、紀藤先生がどこかで褒めていたので購入したのだが、未読のまま。
『吉益東洞の研究』は寺澤先生の署名入りなのだぞよ、エッヘン。
寺尾五郎先生の三部作は、昨年安藤昌益について発表した際、随分参考にさせて頂いた。
『康治本傷寒論解説』は、以前どうしてもと頼み込まれて貸し出したら、ボロボロの無残な姿で返ってきた上に、マーカーで線まで引かれていたという想い出(?)の一冊。
つくづく思うが、キチ○イと馬○には関わりたくないね。
『原始生活百科』は、読むだけで少年時代に帰ることの出来る密かな愛読書。
『自然への回帰』は、粟島先生の本の中では入手が難しい一冊だが、先生の基本的な考え方が一番簡潔に纏められている良書である。
味わい深い名著揃いだった筑摩叢書も今は昔のシリーズ。
カーレン・ブリクセンの『アフリカ農場』は名作らしいが、映画版の『愛と哀しみの果て』が酷い駄作だったので、原作を読む機会を失してしまった。
同著者の『バベットの晩餐会』は、原作では『アフリカ農場』に及ばないと聞くが、映画版は中々の秀作で何度も視聴している。
不思議と東洋文庫は蒼流庵蔵書には余り冊数が無い。
続く・・・。
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